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知る度に痺れるクラスメイトたち

おい!緑のニット着て学校来い!
tiktok撮るぞ!

仲良し2人組のうちの1人から来たちょっと変わったお誘い。

休み時間に、構内のちっちゃな噴水が鍾乳洞かのように芸術的に凍ってるなか、写真と動画を撮りました。お互い英語が流暢じゃないけど、その分めちゃくちゃいい写真が撮れたときに気持ちが通じ合ったときはめちゃくちゃ嬉しかった。


言いたいことをしっかり伝えられないとき、木を投げ飛ばしたくなるほど悔しい。だけど、伝えるための手段は頭の中で必死に英単語を組み合わせることだけじゃない。という大切なことに気づけた1日でした。


幸い、クラスメイトたちの方から私に声をかけてくれるので、自然と一緒に帰る友達や写真を撮って遊ぶような友達ができました!

そのような日々のなか、クラスメイトがこれまでやってきたこととか、どんな環境で育ったのかを聞くことができます。みんなそれぞれ色んな事情や気持ちを背負いながらここにいるんだなあということに気づかされます。


今日は簡単な自己紹介のエッセイをお互いに添削し合うという課題があり、パキスタンからきた1人の女性のエッセイを読ませてもらいました。

今回は前置きが長くなってしまいましたが、それを読んで感じたことを書きたいと思います。


その女性は、私と同い年のときに母親を亡くし、幼い兄弟の面倒を見るために大学を中退。20代後半まで勉強することから離れざるを得なかった。

その後結婚し、パートナーの支えもあり、このタイミングで大学卒業。そこから更なるキャリア形成のために自国を離れて学ぶことを決意。そのスタートラインに立つためにこの語学プログラムを履修しているらしいのです。


※私が今履修しているのは英語力が足りない人向けの語学プログラムです。スウェーデンで学士を取るために必要な英語力、TOEFLibt90などを取っていないけど、それと同等の英語力を認めていただける。そして、そのまま学士を取る方にシフトできるというものです。


ある先生が、
"君たち、今日お家に帰ったら家族に電話してこう伝えなさい。今すぐ帰れる状況じゃないからどうか死なないで元気でねと。" と言ったときがありました。

このちょっとキツめなブラックジョークに、教室ではドッと笑いが沸きました。
でも、これ間違いではないんです。


現段階で緊急帰国や病気をして一週間以上学校に行けなくなるとしたら、間違いなくコースを突破できないんです。
容赦なく、理由が何であれ出席数が足りないと切り捨てられます。

これは、払った学費も、費やしてきた時間も、全て無かったことになってしまうということ。


コースの中身自体は、簡単な英語のお勉強。新しい学びなどほぼありません。
だけど、みんながそこにいるのには理由がある。

どうしても自国を出て勉強して、スウェーデンで暮らしていきたい。
スウェーデンの大学で○○を学びたい!

そのすべての始まりとして、この語学プログラムがあるのです。


先ほど述べたように、スウェーデンの大学に入ることは、簡単ではありません。
それでも、私は諦めたくなかった!
だから、このコースを確実に突破し、私のスウェーデン留学の本編へと、コマを進めます。


時間的に余裕がある今、自分の将来のためになることを考え、新しいことにもどんどん体当たりしていきます!


読んでいただきありがとうございました🌵

😝