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(36)どう使う?Nearpod!同期?非同期?〜使い方に迷ってる先生必見〜

みなさん、こんにちは。日本語講師のHinakoです。夏があっという間に終わってしまいました。

さて、今回は8月28日に「香港ZOOMシェア会」にて発表させて頂いたNearpodの補足記事になります。この記事がこれからNearpodに手を付けようと思っている先生が、ご自身のクラスでどう使えるか、同期で使ったらいいの?それとも非同期?宿題?対面で?などの参考になれば嬉しいです

なおNearpodの使い方を知りたいというかたはアクティビティーの実践例をこちらで紹介しております。

同期か非同期か

Nearpodは、「授業中に先生がコントロールしてスライドをすすめて使う同期」の場合と「宿題や復習として使う非同期」の場合があります。もちろん学生さんがスマホやPC、タブレットを持っていれば、対面でも利用化です。実際対面のクラスでされてる先生もたくさんいらっしゃいます。更に言えば、ハイブリットでも全員の反応が1つのデーターで可視化されるので、便利かもしれません。

同期で使う理由

Nearpodをオンラインクラスの同期で使う最大のメリットは、先生が「リアルタイムで学生さんの反応をバンバン得られる」からです。例えば、授業中に先生が質問をしてもだれも何もいわない静かなクラスにはおすすめです。個人であれば、発話の少ない、大人しい学生さん。逆に、普段から質問に即答してくれるような学生さんがたくさんいるなら、Nearpodを同期で使わなくても、先生が呼びかけて、質問するので十分だと思います。

ちなみに、私のクラスは1クラス32人。元気な子もいれば静かな子もいます。大学の規則上、カメラオンを強制できないので、そもそも存在がよくわからない状態です。それは学生さん同士も同じで、自分のクラスメートをカメラで見ていないのでなんかよくわからないんですね。参加者の数だけわかるみたいな。私が同期で使うもう一つの理由は、Nearpodは、みんなの反応をみんなでシェアし各々の存在感を確認できるからです。せっかく頑張って参加してくれてるんだから、どんな反応も見逃さないようにひろって、ひろって、みんなでシェアしてます。

同期で使わない理由

インターネットの回線速度がめちゃくちゃ遅い学生さんが多い!また、インターネットの利用時はWi-Fiがなくてデータ頼みの学生さんばかり。こんなクラスでは同期での使用はあまりおすすめしません。ちなみに、余談ですが、中国からはVPN経由でじゃないと参加できませんでした。

ネット速度がNearpodには少々厄介なんです。反応が遅い場合はたいてい回線が切れた時です。私の場合は例えば「Poll(投票機能)」や「Draw it」などを試しに授業の最初に使ってみて、あまりにも反応が遅い学生さんがいた場合は、その日は仕方がないので、反応しなくても自分の中で答えを選択すればいいからねーと伝えてあります。気まぐれな回線に、イライラしてほしくないですからね。他の人の反応を見ることもとても大切だと伝えています。

非同期で使う理由

すでにお持ちのスライドにアニメーションがたくさん入ってて、もうかなり出来上がってるからこのまま使いたい。変にNearpodなんて使わず今のやり方で満足!という先生には非同期で使う方法をおすすめします。

私の場合、欠席した学生さんに非同期の「Student-pacedのリンク」をシェアして授業中にしたアクティビティーが自分のペースでもできるようにしています。これは病気で長期欠席した学生さんには好評です。特にこちらが補習をすることもないので助かっています。

同期で使う実践例(いろどりの場合)


この続きはお手数ですが、ブログでお読みください。

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