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現代視覚文化で中国語を勉強しよう!中国国産ドキュメンタリー編②下饭菜~福建省连江県苔菉镇~煎帯魚(タチウオの素揚げ)

福建省福州市连江県苔菉镇

・福建省はココ(赤いところ)

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・の、台湾海峡に面した福州市の右上あたりが连江県

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・の、更に先っぽにあるのが、今回の舞台である苔菉镇

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この地域を代表する料理は何だと思いますか?

・(町人A)一日3食のうち、一回は必ず魚を見るね
・(町人B)私たち苔菉人は、煎帯魚が一番好きだ

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※帯魚=タチウオのこと。煎帯魚=タチウオの素揚げ的なもの

煎帯魚には何をつけますか?

・(町人A)醤油だね
・(町人B)いや、エビ魚醤だね。香りが濃くてよい
・(町人C)俺は何もつけないわ
・(町人D)エビ魚醤と白糖を混ぜ、ディップして食べるとうまい

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苔菉埠頭にある一家のインタビュー

・私は洪丹と申します。私たちは結婚して13年経ちました

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・私たち夫妻は、连江で乾物を売る店を経営している
・その傍ら、手作りのつみれを作っている。独特な味わいがある
・夫の作る料理はとても美味しい。煎帯魚も作る

煎帯魚はどうやって作る?

・魚の脂が乗るので、寒いほどおいしくなる
・鍋を熱して、白煙が出てきたら魚を鍋にいれる

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・中弱火で、片面がきつね色になるまで約3分焼いたら、ひっくり返す
・強火にせず、じっくり炒める
・何回もひっくり返すことはしない
・煎帯魚にエビ魚醤をいれるのは、连江の伝統だ
・エビ魚醤は、この町の小魚と小エビを発行させて作る

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・エビ魚醤は少し生臭さい
・でも海鮮料理と一緒に食べると、海鮮の味がさらに引き立つ
・エビ魚醤に炒めた魚を入れると、ジュッと音がして、エビ魚醤がなじむ

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・煎帯魚は、魚選びが最も重要です

午後4時、漁船が埠頭に帰ってくるので、魚を買い付けに行く

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・タチウオ選びのポイントは、手で持ってもピンとしていること
・皮が光っていること、目が潤っていること、身に弾力があることだ
・私たち漁民は、毎日外で素早く働く
・船はいつも動いているので、根本的に休息時間はない
・朝と夜の区別もない
・夜に船が戻ってくれば、夜に積み下ろしをする
・真夜中でも、いつでもだ

おまけ:漁民のタブーを探せ!

・この町で「翻」という言葉を口に出してはいけない
・(転覆につながるので)海辺でのタブーだ

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・若いお姉ちゃんは船に乗ってはいけない
・船の準備をしているとき、平安を願って鴨の卵を食べる
・この地域では「蛋」の発音は「龍」に近く、「浪」につながる
・鸭蛋=压浪で、波を鎮める意味に通じる

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・漁網をまたがない
・お椀をひっくり返さない。これは絶対アカン
・海の上では、船とお椀は同じようなものだから
・魚食べる時、魚をひっくり返すのもダメ

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