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せなか町から、ずっと  斉藤 倫

junaidaの絵本『の』にすっかり夢中になり
他の作品も見たくなって、junaidaの挿絵の絵本を図書館で探していたら
出逢いました、斉藤 倫に。

たまたま読んだ『せなか町から、ずっと』に涙し
この世界観にすっかり魅了されてしまいました。

さっそく図書館のネットで検索して
斉藤 倫の作品をたっぷりと予約しておきました。
『読書合宿』は斉藤 倫漬けになるかもしれません。^^
エンデの本も借りてきました。
夏は児童書にどっぷりの予感がしています。

斉藤 倫さんは詩人です。
文章は平易な言葉で語られていて
舞台は日常。

わたしは、日常生活のすぐ傍らで起きる非日常の風景が大好きです。
パラレルワールドというのでしょうか
想像力の世界というのでしょうか
今ここで起きている出来事と同時に
すぐ隣で同じ時間を生きている目に見えない世界を常に感じているのです。

感じているだけなので
見えるとか聞こえるとか、お告げとか、そういう話ではありませんが
なんとなく、自然界にはそんな時空があるのだということを
子どもの頃からいつも意識しているところがあって
それを才能のある人たちが、童話や映画や音楽の形で表現されていると
気持ちよく思います。
読んだり見たり聴いたりすると、すーーーーっと落ち着くんです。

特に夏になると
パラレルワールドの境界線は薄くなって
海と空の境目のように細く曖昧に見えてきます。
どこまでが海で
どこまでが空なのか
しっかりと線引きできない夏。


そのせいか、夏の読書は旅をするかのように
わたしを彼の地に連れ回してくれます。



いよいよ今日から8月。
『読書合宿』の日も迫ってまいりました。

そろそろ、ざっくりした読書プラン立てとこ~っと!










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