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いちど乗ってみる

堀口珈琲の飲み比べ第三弾がスタートしました。

焙煎の違いを楽しもう、という趣旨の飲み比べです。

わたしは長い間、深煎りが好きでしたが
この飲み比べを始めたことで
ハイローストやシティローストの魅力に気づくことができました。

「わたしはいつもコレだから」
「わたしはコレが好きだから」
という感覚も、常に大切にしているけれど
たまには、誰かの薦めるものを試してみるのもいいものだと思います。

新しい世界の風をフワリと感じることができて
案外、好きになることもありますし
知らなかった感覚が呼び起こされることもあります。

そうやって、少しづつ
自分の引き出しの宝物の数を増やしていくと
表現の幅も広がるような気がしています。


今年の夏は、今まで読んだことのなかった作家のかたの作品にも触れています。

職場のかたに『テルリスト』『テル推し』のかたがいるのですが
どの著名人のことを話しているのかわかりますか?

宮本輝さんです。

有名なかたですが、作品を読んだことは無く
図書館に予約して
『錦繍』という小説を借りてきました。
美しい文章。
映画のような人物描写。
あっという間に引き込まれてしまいました。

この夏は特に暑いので
涼しい場所でコーヒーを飲みながらの読書は至福の時間です。


小さなことではありますが
ひとの勧めに乗ってみると
面白い感覚を味わう機会になるような気がしました。


もうひとつ
今、すっかりハマっているダンスのオンラインレッスンも
ひとからの勧めでスタートしたものです。

紹介された時には
オンラインと言うシステムでダンスを習うのは
「良さそうだ」とは思わなかったですし
自分の性格上、いつしかアーカイブを見なくなったり
ひととの関りを感じられず、手ごたえがないんじゃないかなど
乗り気ではなかったのですが
試しに1か月だけ、と失礼な前置きを伝えて登録したところ
これが、とっても自分に合っていて
今では、紹介してくださった彼女にとても感謝しています。

来週は
ダンスサークルの仲間の紹介で
未経験者向けの
『ミュージカルダンス体験』に参加してきます。

わたしには「テーマパークダンスのような表現が似合いそう」ということで
いちどやってみたら、と言われたのがきっかけなのですが
正直に言えば、それほどわたしにピッタリのダンスではないような気がしています。
もちろん、体験してみたら
感覚的にフィットして、ガラリと気持ちが変わる可能性もありますが…

何が起きるか予測のつかないことを予定に入れるのは面白いですね。

7月は、比較的そういう体験に多く訪れているような感じがしています。


勧められたものに
いちどは乗ってみる。
これからも続けていきたいです。
(もちろん、営利目的のお誘いはキッパリお断りしています!)


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