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腹の感覚で「起こる」
この前、イールドの講習を受けてきた。
セッションを受ける人と施術者のちょうどいい間があれば、そこから治療が始まるという方法。安心、安全な場ができるとそこから広がろうとする体の性質を使っているのだそう。
今回は、その安心な感覚を施術者が「腹で感じる。腹を練る」がメインテーマでした。
とにかく、ずーっと腹の感覚を感じて相手との間を決めていく。と、相手の人は深い眠りに入っていたり、肩が痛かったんだけど楽になった。とか勝手に起こっている。術者の私は、本当に自分の腹の感覚や楽なところで立っていただけ。。。
この腹の感覚を治療の時に意識してみると、変化が起こりやすい。経絡のポイントも繋がりやすいので驚いた。
よく、治療の時に、『腹が決まった状態』『軸が大事』姿勢が大事。
と言われていた。このことだ!と体感。実感。すごい。おもしろい。ほんとに大事。不思議。ありがたし。
東洋ではごく自然な感覚。
今日、「バイオダイナミクス」の本を読んでいると、エネルギーが流れるところやフィールドは、もともと東洋医学から端を発しているとのこと。丹田や軸、セントラルチャンネル、スシュミナ、チャクラなどと良く似ている。
西洋ではあまり「気」ということに馴染みはないそうで、スタニスラフスキーシステムでも、100年前のロシア人がヨガのプラーナを研究している。そして、変身の最終段階には「エネルギーの放射」「気の放射」が位置付けられている。
現代においても、師匠曰く「ロシアに気という概念はない。東洋には当たり前にあるのが驚きだ。一点、丹田が大事なんだ」と合気道に通っていた。^_^
私の腹はまだ練られてないけれども、おそらくは、文化的に感じやすい日本人のDNAがあるはずだ^_^
『腹』『軸』はつながってる。
体験的に、ある腹の感覚の時は、患者さんの体に変化が起こりやすい。私以外の何かの力が働いている。
友達が、赤ちゃんを産む時、光のみたいな力が体をばーんと貫いて、その力で生めたんだよ。「私、宇宙と繋がったの。ほほほ」と笑って話していた。
この世には、当たり前なことの中に、たくさんの神秘がある。
気がつくこと。受け入れること。体験すること。それが当たり前になること。そうしていったら、もっときっと生きやすい。
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