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何が大切なのか

自分の身体が癌を作るような働きをしてると知り、
母の時に調べたことを自分の身体で実験できると思った。

一番大切なのは、
身体とどう向き合うか。

何を信じ
何を実践していくか。

母が病気になった時
藁にもすがる思いで必死に調べ
何がいいのか何が良くないのか
なんでも取り入れようとそんな気持ちだった。

だけど、一番肝心な
母の気持ちを無視していた。

これで良くなるんだから
お母さんやってよ!
これがいいから飲んで!
これは食べないで!

母の気持ちは
どんどん苦しくなっていったと思う。

私が母のためを想い、してきたことは
結果として母を苦しめていた。

母も娘が言ったからと頑張りたかったけど
頑張れなかったのだと思う。

それは
自分が同じ病気になって
初めて分かったこと。

苦しく終わりのない道のような
闇の中を体験したから。

そして思う。
お母さん、私の気持ちばかり通して
ごめんなさい。
お母さんを失うことが
怖すぎて必死でした。

そして、お母さんを失って
自分の無力さ、何も意味はなかったのだと
絶望的になった。

一番に大切なのは
どういう気持ちで向き合うかということ。
本人がどんな気持ちでいるのか。

無理強いしないこと
私がお母さんに対して後悔しているただひとつのこと。

2018年自分が癌だと知りました。3歳と1歳の子育てをしながら、私は生きることを選択しました。