珈琲は「情報」ではありません。「飲み物」なのです。
「メキシコ・サンアントニオ・アナエロビック・ナチュラル」
テスト焙煎を重ね、悩みに悩んだ末、結論は《(浅めの)深煎り》
この豆の最大の特徴、レーズン、赤ワイン、ブランデーなど葡萄を連想させる個性的なフレーバーを、その風味特性を表現することにばかり囚われることなく、「飲み物」として昇華させました。
風味特性を活かしながら
「もう一杯飲みたい、また飲みたい」
そう思える味わいに仕立てました。
珈琲は「情報」ではありません。
「飲み物」なのです。
「スペシャルティコーヒー」というと何でもかんでも浅煎りにしてしまう現代の風潮に対するアンチテーゼです。
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