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統合失調症の私が尿膜管遺残症になった話ー入院4日目ー

入院4日目
朝、本当におしっこの管を抜かれる。これでもう歩いて遠いトイレまで行くしかなくなった。
看護師さんに「トイレまで間に合わなくて漏らしたらどうしようって思ってるんですけど…」
と相談すると部屋に簡易トイレ設置したりおむつを履くって手段もあるから大丈夫ですよと言ってくれた。
とりあえず看護師さんが近くにいるうちにベッドから起きてトイレまで付き添って歩いてもらうことになった。
激痛。体を少し動かすだけで激痛で「痛!」「痛たたた!」と声が出る。
歩くペースはびっくりするほど遅くてなんだか情けない気持ちになった。
優しい看護師さんに付き添ってもらってなんとかトイレに到着。
便座に座る動作も試しにやってみたが傷口が激しく痛む。
これは「尿意を感じたらトイレに行く」では絶対間に合わない。時間を見て定期的に行かねばいけない。
汗だくになりながらもなんとかトイレと病室の往復ができた。少し自信がついた。

この日の深夜、すべての点滴が終了。
左右の手の点滴がなくなり自由を感じた。

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