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統合失調症の私が尿膜管遺残症になった話ー入院7日目ー

入院7日目
(※この日の話は尿膜菅遺残とは関係のない私個人のエピソードなんですけど、病院はこういうこともあるので備えは万全にしていったほうがいいですよということでお読みください。)

昨晩、睡眠薬をいつもの2倍飲んだにも関わらず3時間も眠れなかった。手術を終えた日からあまり眠れず今日に至っている。
例の叫び声が四六時中聞こえるのでそろそろ私がパニックになってもおかしくない精神状態になってきた。
耳栓をしてもあまり効果がないくらいには声が聞こえる。
叫び声は本当に苦しそうで本人も相当辛いのがわかる。でも私も辛い。
叫び声の主を責める気持ちはないが、行き場のないイライラに悩まされることになった。
もうこの病院を設計した人になぜ防音扉を設置しなかったのかと苦情を入れたいくらいだった。
明日退院なのに叫び声も我慢できないのか。
自分より辛い思いをしてる人にイライラするなんて。
など、いろいろ想いが沸いて来てどうにかなりそうだった。
その日も睡眠薬を飲んだのだが眠れず、深夜2時、もうこれは自分がおかしくなってしまう、というところまできた。
ナースステーションに相談しに行った。
夜勤の看護師さんは「申し訳ないです」と丁寧に謝って、また眠れないようならナースステーションまでお話ししにきてくれていいですよ。と言ってくれた。
その優しさに触れて少し心がスッと軽くなった。
その後も眠れずに過ごしたのだが、気持ちが爆発するようなことはなかった。

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