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統合失調症の私が尿膜管遺残症になった話ー入院1日目ー

入院1日目
お昼過ぎに病院に到着。
入院受付で説明を受けて、ついでに栄養士さんとアレルギーの有無など食事についての簡単な話をした。
部屋(1人部屋)に案内してもらい病院着に着替える。
ナースステーション直結の病室から苦しそうな叫び声が聞こえる。病院だもん、大変な病状の人もいるんだなと思った。
(一時的に聞こえるだけかと思いきやこれから退院まで毎日24時間中20時間くらいは叫び声を聞くことになった。)

15時頃、明日手術なので下剤を飲んでくださいと苦いレモンジュースのような下剤を紙コップ1杯飲んだ。

点滴のための注射をしに看護師さんが病室に来てくれた。
なるべく1回で済ませてくれますように…との想いも虚しく、4回失敗。針を変え、人を変え、5回目でようやく成功。痛かった…。
(血管が出にくい体質なので…)

夕方、麻酔科の先生が病室で明日の手術の麻酔の説明をしてくれた。
「全身麻酔の前に30分かけて背中から管を入れるような麻酔をします」
背中から管の説明を受けてゾッとした。注射も怖いのに意識があるうちに背中から管…?!無理無理無理!!
「どうしてもやらないといけないんですかね…」と恐る恐る聞くと
「他の方法もあるので他の麻酔科の先生と相談しますね」とのこと。
結局背中から管は入れない方向になった。
モノは言ってみるものだ。

18時夕食。
夕食後、いつも服用している統合失調症と一緒に錠剤の下剤を飲んだ。
お腹がゴロゴロいってトイレと病室を何往復もした。
21時消灯。いつも家では真っ暗にして寝ているので廊下から漏れる光やナースステーションからの話し声、例の叫び声で熟睡はできなかった。
(アイマスクと耳栓を一応持っていったけど無駄になってしまった。ケチらず100均製じゃないしっかりしたものを買えばよかったと後悔)

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