Gender Fluid という考え方

今日は国際カミングアウトデーですね。ちょうど1年前の今日、Youtuber かずえちゃんの動画を見て、学校のカミングアウトのイベントに行って、LGBTQIAイシューにより興味を持つようになりました。あれから何か変わったかな?自分の中で変わらない何かがあるかな?あってもなくてもそれらを受け入れられているかな?

日本ではX genderというジェンダーがだいぶポピュラーになってきて、X自認をする人が増えています。だけどきっと、Xを自認する人が増えれば増えほど、不安になる人が増えると思います。

私は最近、自分のセクシャリティーを何かに限定することに対して違和感があります。QだろうがXだろうがAgenderだろうが。今のところヘテロセクシュアル(生物学的に異性に対して性欲がある)は確実なのですが、genderに関しては明言したくありません。「それでもいいんだよ!」と声高に叫んでいる人はたくさんいるのですが、結局露出のある人は何かしら確固たるSexual identityかgender identityを持っている人ばかり。

そこでおすすめしたい考え方が「gender fluid」、「sexual fluid」と言う考え方です。そもそもsexやgenderというのはfluid(=流動的)なものなのですが、あえてそれをセクシャリティーとして自認するものです。

今日は女の子!今は男の子。さっきはどっちでもよかった!今日は男性の気分、とかもうなんでもあり。変わる自分を大切にすればいいんです。

英語話者にはgender / sexual fluidを自認する人が結構いるのですが、周りにいなかったものでしばらく忘れていました。それを思い出したらなんだかちょっと気楽になりました。

最近また「生理」って存在と仲良くなれなくなっちゃったのですが、それは女の子じゃない日に生理が来ちゃったからってことにしときます。多分また仲良くなれるターンが来る。気長に待ちます。だって明日自分が何者なのかは明日の私が決めるから。

Gender fluidです!と明言することにすら少し違和感を感じるので明言はしませんが、私は今そうやって自分の中で始末をつけています。もやもやすることもあるけどね!


カミングアウトデーは、カミングアウトを推奨する日では決してないと思います。ただ、カミングアウト体験とかがゴロゴロ出てくる日ではあるので、まだクローゼットの中にいる人は、ちょっとだけ扉を開けて、クローゼットから出られた人のお話を聞いてみてください。そして、自分がしたいと思ったタイミングに、出てくればいいと思います。

どんな僕も僕で、どんなあなたもあなた!YOU ARE STILL YOU!

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。