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きょうの日記:痛いと気持ちいいとくすぐったい

外部から与えられている刺激一つに対して、二つ以上の感覚を感じるとなんだか不思議で、簡単な言葉には言い表せない。

ましてや三つ以上となると珍しい。

整体に行ったときに、とても張っているところを押された時に「痛くてくすぐったくて気持ちがいい」と思った。これは不思議だった。

基本的にくすぐったがりなので、外部からの刺激に対して「くすぐったい」と思うことは人より多いと思う。脱力をしたくても、くすぐったいと体に力が入ってしまうので、余計痛いのだとは思うのだが、こればかりは反射なので仕方がない。

くすぐったいって反射だよね?

今回整体で感じたのは、今までも感じたことのある「痛くてくすぐったくて気持ちいい」だったと思うけれど、「これは痛くてくすぐったくて気持ちいいぞ!面白いぞ!」と思ったことはなかった。かなりメタい。

それほど他に考えることがなかったのだ。
体と心が元気がないというのは、脳が疲れているということなので、本当に頭が回っていない。だからこそ「痛い くすぐったい きもちいい」に注目できたのだと思う。

ぼくみたいに考えるのが趣味の人は、四六時中かんがえている。だけれども、電車の時間とか仕事の時間とか、楽しみにしているドラマの時間とかで思考を中断せざるを得ない生活を送っている。

整体はいい。
1時間くらい、ほとんどなににも邪魔されずに考え事ができる。

そういう時間を取らないとと思いながらも、なにもしない空白の時間が怖くて、色々と詰め込んでしまう毎日だなと思った。

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。