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”就活スーツ”の日記

結論めいたものはないですね。
エッセイの類です。

「新卒就活面接の時にパンツスーツでいいか」
「黒のスーツが好ましいのか」

こんなわたしでもそれなりに気にした。
何となくふんわり就活を終えた?わたしが言えることは、自分が着たい服で内定がもらえない会社には行くな、ということである。

就活をふんわり何となくおこなってしまったことには理由があるし、自分の中でふんわりすぎないようにしているから心配しないでほしい。

「いわゆる”就活”をしなさそうな友達ランキング」で常に上位だったわたしは、このご時世に煽られて、就活をした。
でもほとんど全てがオンライン上で行われたわたしの就活は確かに「いわゆる”就活”」ではなかった。

それでも予想外にスーツを着た。
その中で決めていたことは5つ。

・黒いスーツを着ないこと
・あの「就活ヘアスタイル」にしないこと
・パンプスを履かないこと
・スカートを履かないこと
・いつも通り眉毛だけ書くこと

就活は、何か一つで結果が決まることはない。
勉学、学校での活動、第一印象、面接官との相性、その日の天気、前の学生との組み合わせ、あと、本人の持つ運。いろーーーーんな条件が重なった結果。
その中で「自分が納得した服を着ている」は結果を納得させるのに必要なアイテムだと思った。

わたしは実はスーツが好きだ。
結構好きだ。
なぜなら、背が高くて細身で、スーツが似合うからだ。

それから、わたしのファッションリーダーはV6の井ノ原快彦さんなのだ。
面接があるような時はちょうど特捜9が放送されていた。
トイレの鏡に写った、ジャケットを脱いだ姿のわたしは、どこからどう見ても基本ノータイの浅輪くんだった。

「今・・・・・わたし確実にいのっちじゃん・・・・・・!」
(たのしそう)

紺のお気に入りのスーツに、ハルタで買った黒のシューズ、
サンキューマートで買った13日の金曜日のスマホケースも変えなかった。

これが理由で落とす会社があるんだったら、わたしはそこには勤められねえだろ、と思って毎回これを着て行った。

そんなことを検索する暇があればさっさときていく服を決めて、早く寝るか企業研究を一つでも多くしたほうがいいんじゃないの?と思う。

結局企業研究が何かもわからないまま、9月を迎えようとしている
大学5年生より。

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。