かわいい下着をつける喜びを知った話
「下着」に使う動詞ってなんで「つける」なんですかね?
ブラジャーも「着る」に近くね?と思うやまこしです。
(この記事は特定の会社を推すいわゆるダイマではないです)
あるとき友人からウンナナクールという、ワコール系列の下着屋さんを教えてもらった。シンプルなデザインから可愛らしいデザインまでさまざまなものが取り揃えてあり、かつお値段もちょうどいい。さらに女性下着のトップ企業ワコールということもあり、縫製もすばらしい。
やまこしが気に入ったのはそのデザインのバリエーションだった。
ブラジャーってすごく難しいの。
やまこしはハート柄とかお花柄とかリボン柄の下着は付けたくないのだけれど、刺繍は凝っていた方が胸をしっかり支えてくれるらしい。体が細め(察してくれ)なのでどうしても凝ったデザインの方が胸に合うので割といつも困っていた。
しかし、ウンナナのブラジャーは、たくさんの縫い目があるのにシンプルで、やまこしのいろんな気持ちにフィットしてくれるようなものがたくさんあった。
それに、ちょうどなんとなく女の子ハッピー期が重なって、かわいい〜〜〜〜デザインの下着にも興味が湧いてきた。
体が女性だというだけのやまこしにも寄り添えるっていうのは本当に「女性の味方」なんだな、と思っている。
それからというもの、ブラジャーに対して結構ポジティブな気持ちを持てるようになった。
ブラは「女の象徴」みたいなところもあるし、「どうせ見せる相手はいないので・・・」とか思っていた。
だけど、自分のテンションを上げるのに使える道具の一つであるし、テンションの上がる下着はブラ自体の肯定、つまり自分の身体の肯定にもつながって非常に良い。
自分の体の作りを肯定し、賛美できること。
これは結構幸せなことだし、自分の心の健康に必要なことだ。
大人になっていく中で体が変化し、自分の体に対して感じていることも変わってきて、そういうのもあいまって、下着に興味が湧いてきた。
ブランドとか、物を売る仕事の尊さってこういうところにあると思うの。
下着なんて人生や生活のほんの一部でしかないけれど、人ができるだけ多くの事柄を肯定して生きる手伝いをしてくれる。とてもすてきだ。
また体や心の変化があって、認められないこともあるかもしれない。
でも、どんな自分も肯定できるグッズがあるのだ、と思えることは心強い。
今日も明日も、かわいい下着をつけてね。
いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。