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コロナウイルス意識調査から見える飲食業界や地域の意識差

みなさんこんにちは。
インフォマートの齋藤です。

毎日コロナウイルスのニュースばかりで少しうんざり。。。
という頃かもしれません。
普段耳にするニュースは自分の地域に特化している情報ばかりのような気がします。今日は私自身、改めてこのコロナウイルスに対して人々がどのように思っているのか知りたいと思いこの記事を書いています。

特に、私は普段関西エリアの飲食経営者の方とお話することが多いので、「関西エリア」と「飲食業界」の意識はどのようなもので、どの立ち位置にあるのか。という視点でお伝えします。

コロナウイルスに対する企業の意識調査から見えること

上記リンク先の意識調査の内容です。
新型コロナウイルスによる自社の業績への影響は『マイナスの影響がある』と見込む企業は88.8%。と記載があります。

『マイナスの影響がある』を地域別にみると、「近畿」が最も高いく2番目に「東海」、「南関東」と続きます。
業種別では「家具類小売」、「旅館・ホテル」が100%で2番目に「飲食店」と続きます。

地域別に見たときに関東が圧倒的に多いのではないかと思っていましたが、近畿が1番なんですね。
近畿、東海、南関東は特定警戒都道府県を複数抱える三大都市圏でもあります。このあとの地域別の意識差でも記載しているのですが、経営者の方とお話していも関西エリアの方の「自粛」に対する意識がとても高いと感じます。
それ故、営業できないというマイナスの影響を受けていると感じる人も多いのではないかと思いました。

そして業種別に見たとき、「旅館・ホテル」「飲食店」がやはりTOPにきています。
もちろん緊急事態宣言が出ているから営業できないという見方もありますが、この理由は
・従業員の健康を守らなくてはいけない
・お客さんの健康を守らなくてはいけない
この2点が影響しています。これは、今後営業を再開する為にも維持をするため為にも守るべきものだからと考えられます。

今後の営業維持には
・従業員の雇用を守る
・お店の資金、土地を守ることも挙げられます。

ちなみに、
家賃交渉に関するWEBセミナーをやるので是非お時間ある方はご参加ください!

▼6月9日(火)15:00~16:00

地域別の危機意識の差を感じた体験

私は普段関西エリアに特化して飲食経営者の方とお話をしています。
とても感じることは大阪・京都のお店の自粛に対しる徹底さです。

だめなものはダメ!
徹底して自粛を貫くという姿勢がとても感じられる。

私の憶測も入りますが、関西の方はやはり「儲け」に敏感なイメージがあります。
A店は自粛してお店をやっていないのに、B店だけお店を開いていて、お客さんが入ってる。
なんてことがあると、営業しているお店に向けられる視線はとても冷たいく、地域一丸となって自粛を訴えるような雰囲気が作られるんです。

会話していても、「今は営業しないことが正、営業したら周りにも世の中にもいい印象を与えない。今はじっと待つとき。みんな同じ。」

という生の声を聞くことが多かったのです。

さらにもっと地方の方になると噂が回るスピードがとんでもなく速いです。
自分のお店からコロナが出た!
なんてことが知られた日にはお店の存続にも響いてしまうくらい、地域の人に一気に目をつけられてしまいます。

もちろん人口の数の差もありますが、そもそもの地域に沿った意識の差はあるのではないかと思いました。

※都内のお店は普段通り営業しているところが多いイメージでした。
これもその地域が変わらず動いている状況下だったのかもしれませんね。

家で過ごす時間の変化から見えること

いろいろな意味で生活が一気に変化したという実感を、多くの人が共通で持感じていることと思います。特に「外出を控えて」という要請を受け、家で過ごす時間が長くなっている方も多いのではないかと思います。

そんな中、家で過ごす時間の変化と過ごし方に関するアンケート結果を見つけました!

家の中で過ごす時間が「以前より増えた」との回答が79.5%。
この家での過ごし方で増えた時間の上位は…

「テレビ番組やネット動画の視聴」「料理」

\料理/

男性はお酒を飲む機会が増えて、おつまみを作ることが多くなったとか。
女性は趣味で料理を始める人も増えているみたいです。

私も普段しなかったのですが、各段に料理をする機会が増えました。

人と食は一生離れないものなのですね。。。

コロナ終息後の行動に関する意識調査から考えられること

最後にご紹介するのは「コロナ感染拡大終息後にしたいこと」に関するアンケートです。

これはもうみなさん予想通りといったところでしょうか。
「外食」と答えた人が49.3%と最も多いく、2番目に「国内旅行」と答えた人が48.9%。このつについては、約半数の人が回答する結果です。

さらに!「ショッピング」や、「遊園地やレジャー施設」も続いて高く、とにかく出掛けるニーズが高いことが伺えます。

やはり影響を受けているという調査で最も高かった、ホテルや旅館、飲食企業に関わるお出かけニーズが今最も需要が高いと言えます。

私たちは普段お出かけをする中で、
当たり前のように誰かとお店に入り、ご飯を食べ、その雰囲気を楽しんでいました。

今はみんな当たり前にできていた、外での体験を取り戻したいという想いがとても高いことがわかります。

まとめ

緊急事態宣言の間休業や営業時間の短縮をされていた
飲食企業さんやホテル・旅館がたくさんあると思います。

みなさんの勇気ある「営業自粛」によって、私たちの意識も「おうち時間」という行動へ移ったと言えます。

これは国民の意識を大きく動かしてくれた大きなきっかけだと思います。
敬意の気持ちしかありません。

緊急事態宣言解除後の関西エリアは爆発的に人の動きが活性化されたわけではありません。
お店の社長さんも「解除されたからって一気に人はこないし、対策もたくさん必要だ」とお話していました。

たしかにすぐにもとの活気を取り戻すことはできないかもしれないし、営業の仕方そもそもが変わるかもしれません。

けれど、人々が一番求めているのが「外食」や「旅行」であることは変わりありません。
お店側も、出向く人々側もコロナと向き合ってできる対策をしながら、少しでも元の生活のようにお店の味を、お店の雰囲気を、思い出の旅行をできるような世の中になればいいなと思います。




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