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知らない着電は調べて折り返すべし!の巻

イラストレーター&文筆家&漫画家の陽菜ひよ子です。
このnoteでは、今までしてきたお仕事をご紹介しています。
主な内容は、お仕事の詳細や感想、依頼されたきっかけなど。

イラストをご依頼される方にとってのサンプルとなるだけでなく、イラストレーターを目指す人が参考にできるような内容を目指しています。
今までの記事は、コチラからご覧になれます。


お仕事内容について


このお仕事は、学研さんから発売の理科の教材のイラストです。2014年のご依頼で、当時は学研プラスではなく、学研教育出版という社名でした。

こんな感じで見開きに使用するカットイラストを描きました。

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実はこの教材、すっごく分厚くて、こんな感じ。

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ですので、何人ものイラストレーターが見開きごとにイラストを担当しました。表紙も別の方です。

イラストだけを抜粋。

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実はお仕事では初めて似顔絵を描いたのですが、いつもお名前を失念してしまう。。。

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そうそう、「ネオジム磁石の開発で日本国際賞を受賞された佐川真人さん」でした。

このお仕事、ある日ケータイに見覚えない相手から受信履歴が残っていて、ググってみたら学研プラスさんからで。あわてて折り返すと、急ぎの仕事だとのことで。

その日は確か月曜日で、金曜までに納品というような感じだったように記憶しています。タイトですみません!と言う感じのご依頼でした。

確かにタイトでしたが、修正が入ることもなくサクッと終了。いわゆる「手離れのよい仕事」で、ありがたかったです。


著作権について

このお仕事、このときの2014年の版が2019年に改訂されて、再度イラストを使用していただき、二次使用料もいただけたので、かなりうれしいお仕事でした。

しかし、この二次使用料をもらうには、キチンと最初に意識を持って、変な契約を交わさないようにしなければいけません。著作権を譲渡してしまえば、当然権利はなくなります

著作権の知識はすごく大事です。知らないと損するだけでなく、イラストレーターとしての生命にかかわることもあるのです。

それについてもチョコチョコ書いて行きます。他にもいろいろ役に立ちそうなことも書いておりますので、ぜひ色んな記事に目を通してみてくださいね。


クリエイターEXPOについて


このお仕事は、クリEXPOがきっかけで受注しました。最初に電話をくださった編集さんは、クリEXPOで名刺交換した方だったのです。2013年夏のクリEPOに出して、一年後に受注。これを早いと感じるか遅いと感じるかは人それぞれですが。。。

そういえば、このnoteがはじまった2014年には、クリEXPOでの成功談を書いて有料記事にしているイラストレーターをちょいちょい見かけました。

え?なんで私は書かなかったかって?

それは、自分は失敗したと思っていたからです。

でも、出展費と名古屋からの交通費・滞在費でザッと20万円くらい使って、2020年現在、それを軽く超える額(100万円以上)はペイできたので、今思えば出してよかったかな、と思っています。

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私のブースにて。
某版元の美人編集さんと。(学研プラスの方ではありません)
今見ると私も若いなー。すでに40代半ばでしたが。

当時はブックフェアと同時開催で、営業も出版社向けが多かったのです。

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今はコンテンツマーケットのイベントと同時開催になっているので、強みのあるイラストの分野や売り込みかたも若干異なるかもしれません。

しかし、基本的にはやり方は変わってないと思うので、自分自身の失敗点・反省点も踏まえてまた書いてみますね。



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