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戦略的イラストポートフォリオの作り方

noteでイラストレーターさんが公開されてるポートフォリオが興味深かったので、私も投稿します。タイトル大袈裟ですが、私は「仕事を取るために戦略的」に作ってます。(フガフガ)あながち的外れではないと思ってます。

準備するもの

▷クリアファイル
10ページ(20枚入る)か20ページ(40枚入る)くらいがよいです。それ以上多いと見るのが大変なので。

厳選して入れることが大事。勝負作や最新作を絞って入れましょう。


▷用紙
人によってそれぞれ。絵が一番よく見えつつ、コスパに見合ってるものを選ぶとよいかと思います。たくさん配るものなので、コスパ大事です。


▷プリンター
プリンターはA4サイズの中で上位クラスを選びましょう。少なくともインクが5色以上のもの。私のはエプソンの6色インクのシリーズです。

我が家は写真家がいるので、A3ノビまで印刷できるものがあります。インクはなんと9色!インクそろえるだけで2万超え。。。プリンター1台買える値段。私も展示の時などに使いますが、やっぱキレイ!


ページづくり・1「プロフィール編」


最初のページにプロフィールを入れます。

自分のそれまでの経歴や、仕事一覧、WebsiteやSNS、作業(納品)環境なども入れるとよいでしょう。連絡先は、メールと電話番号は必須で、住所を入れる人もいます。

私の最新のプロフはこんな感じ。。。といっても、最近持ち込みやファイル送付が減り、展示会場に置くくらい。コロナ禍で展示もない(悲)。

久しぶりに更新してみたら、えらいことになってました。

✖悪い例

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基本時系列で、代表的な仕事だけは最初に載せています。

しかし、仕事がごちゃごちゃでわけがわかりません。よい子の皆さんは、これを真似しないように。

以下の2016年当時の仕事量なら、ほぼ全部載せてもOKでしょう。

◎良い例

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これでも十分多いですが、パッと見て「あ、この人たくさん仕事してるな」という「安心感」を与えるには「ちょっと多め」くらいがよいかな、と思っています(あくまでも私の持論)。

でも、仕事実績も全部入れるより、厳選して入れた方がよいでしょう。

私はお仕事実績には、主に広告関係で守秘義務から掲載NGのモノと、個人の方からのご依頼は載せていません。そういった「自分なりのルール」は決めるとよいかもしれませんね。


お仕事実績に「クライアント名」をプロフィールに入れている方もいらっしゃいます。

◎良い例

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(広告関係はファイルOKでもWebはNGのものもあるため、モザイクかけています)


プロフィールとは別に、ファイルの最後にメディア掲載を入れています。

新聞や雑誌への掲載やテレビ出演などをしたもののまとめです。イラストだけを載せるよりも、活動してる感や、人となりが伝わると思います。

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私の場合、イラストを担当した本のメディア掲載は載せず、自著や自メディア(ブログ)に関することだけに絞っています。

SNSでバズを起こした際やフォロワー数などのスクショを載せても、良いアピールになるかもしれません。


ページづくり・2「作品ページ編」


作品ページは、基本1ページに1~2作品くらい。小さな作品を整然と並べて入れることもあります。

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異なるタッチは別でファイルを作るのがベスト。1冊にまとめる場合は、「タッチが変わること」がわかるページを挟むとよいでしょう。

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私が気を付けている点は、こんなところかな?

お役に立てれば幸いです!


ためになるイラストポートフォリオの記事


noteで見かけた、ためになるイラストポートフォリオの記事です。

どれも人気記事で、すでに読んでらっしゃる方も多いと思いますが、参考までに載せます。


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陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター

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