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ホームステイのはじまり

空港で初対面を果たし早々と車へ向かいました。

私の心の中はもうとにかく
「どうしよう」でいっぱいでした。

車に乗り込んで、
色々質問をしてくれていたのですが
唯一聞き取れた質問が

“Have you ever been abroad?”

そして、”No.”と答えました。

それ以外はほぼ何も聞き取れず、
今でもその会話しか覚えていません。

そうしている内に
ホストファミリーのお家に着きました。

ホストファミリーのお家は、
ロックハンプトンの中心地よりも
少し離れたところにあり
お家の周りは本当に何もなくて、
代わりに広大な牧場がありました。

びっくりしました。

ホストファミリーは、
犬を3匹、猫を1匹、インコを1羽、鶏も1羽、
そして何より馬を3頭も飼っていたのです。
(もう少しいた気もします。)

オーストラリアに行く前に
事前に動物を飼っている情報はあった気がしますが、
こんなにもいるとは…

私は動物を飼ったことがなかったので
こんなにも動物がいて
動物園にでも来たのかとびっくりしました。

お家に入って荷物を置き、
お家の裏にいたファザーとご対面。

挨拶を交わし、次に言われた言葉は

“You are small.”でした。

私は身長が147cmしかないので、
「あ、yes」としか言いようがありませんでした。笑

あとはもう1人、ブラザーも居ました。
とにかくお世話好きな子といった感じで、
当時恐らく小学4年生くらいの
年齢だった記憶がありますが

ずっと私に寄り添ってくれて
車のおもちゃで一緒に遊んでくれたり、
私の荷物を運んでくれたり、

言葉は分からなかったのですが
いつも一緒に遊んでくれて本当に
ありがたかったなあという気持ちでした。

そうして私のホームステイ生活が始まったのです。

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