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THE FIRST SLAM DUNKを見てきた

 先日「THE FIRST SLAM DUNK」見てきました。


 昨年末あたりに公開されていて、度々映画館で見た方がいいと勧められてはいたのですが、見に行けていなかったのですよね。

 というのもわたしが原作を読めていなかったから。
 中途半端に原作を読んでしまったせいでどういう物語展開だったか記憶がぐちゃぐちゃになってしまって、逆に本から手が遠のいていたのです。
 仙道とか藤真とか出てくるあたりまでは読んでたんだよー。


 ということでこのGW重い腰を上げてまた1から読み進めたというわけなのですが、
また読んでみると重い腰を上げるどころじゃなく面白くて、試合なんてあっという間で、あっさりと全24巻読んでしまいました。

 なんでかわからないけど涙が出てしまいそうなシーンが多々あるんですよね。彼らがただバスケに全てを懸けているのに心をうたれるというか。

 そしてラストシーンがあんなに美しい作品とは知らなかった。
 最後の試合で負けてしまうという展開だけは知っていたのですが、本当にラストの3ページくらいの畳み方が美しくて涙が出そうだった。

 この辺の感想はまた後程詳しく書きたいですね!



 ということで映画見てきましたー!(以下ネタバレあります)

 ただ山王戦を映画化するとだけ思っていたのですが、まさかの宮城が主人公だったのですね。宮城が沖縄出身だとかあんな過去があるとか全然知らなかった。

 たしかに宮城のエピソードって本編であまり掘り下げられていなかったような気がします。


 アニメーションは線に命を吹き込むこと、みたいなこと岡田斗司夫がかぐや姫の物語解説で言ってたと思うんですが(記憶違いだったらごめん)、
OPで湘北スタメンが1人ずつ描かれていくシーンを見ていて、あぁ今まさに線に命が吹き込まれてるんだ、新しい命が生まれてるんだって思うとちょっと泣きそうになってしまった。


 試合も面白かった。漫画のコマの中に描かれていなかった部分が映像となって見えて、「そこはそうなってたんだー!」と点と点が繋がって線になった感じでした。
 原作を読んでいたことで、あそこのキャラクターの動きはあの意味だよねと分かるシーンもあって楽しかったです。

 一方で、試合冒頭の宮城と花道のアイコンタクトシーンとか詳しく心理描写が説明されいない場面もあり、他の方もおっしゃっていたけど「原作とは別視点から、描き切れていない物語を描く」がコンセプトだったのかなと思ったりしました。逆に言えば原作で描いている物語は2度は描かないと。

 それが映画単体として見るとちょっとわかりづらくしている気もするけれど、個人的には全体的に大満足でした。


 あと音楽すごくかっこよかったです。試合展開とぴったり合っていてすごく良かった。
 この映画見た後音楽を聴くという行為に満足しすぎて帰りの車内で音楽を聴く気になれなかったくらい(なんだそれ)。

 「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」からの主題歌の流れはあまりにもかっこよかった。


 そう主題歌。

 わたしの行きつけのスーパーは私は最強とか可愛くてごめんとかが流れてるようなところなんですが、この映画の主題歌も買い物しながら何度も聞いていたことに今回ようやく気付いた。

 そう、わたしは、豚ロースうすぎり300gを探したり、一本でも新鮮なものが入った茄子詰め合わせを選んだりしながら、スラダンの主題歌を聞いていたのです。

 なんか、なんか…と思った。


 とはいえ主題歌もかっこよくて映画によく合っていてサントラ買いたいくらい気に入ったし、繰り返しになるけれど大満足な映画でした!
 今回映画館で見ることができてよかったです。

 ありがとうございました!


 入場特典は三井でした。
 やったね!

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