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知られざるアダルトチルドレンになる理由と過程

皆さんこんにちわ。人生の紐解き屋 関口陽介です!

今回の記事では
アダルトチルドレンになる理由と過程を
潜在意識の観点から細かく綴っていきます

1.アダルトチルドレンになる真相


まず前提としてお伝えしたいのは
アダルトチルドレンとはただの環境と躾による
潜在意識の癖であるということです

あなたのせいでも親のせいでもなく
ただ躾や環境により潜在意識に定着した記憶によるものです

人の意識には顕在意識潜在意識に分かれます
顕在意識とは有意識のことで、普段考えたり感じたりする意識の事

潜在意識とは無意識のことで、過去に身につけた習慣や癖
ケガをしたら自然治癒する様に身体を整えてくれたり
疲れたら眠くなったりと多岐にわたります

アダルトチルドレンになる理由と過程の説明には
この潜在意識が重要なファクターとなります

潜在意識には7つほど習性があります
1.現実とイメージの区別がつかない
2. 繰り返されるものに反応する
3.他人と自分の区別がつかない
4.善悪の区別がつかない
5.強い感情に反応する
6.定着した記憶を繰り返す
7.変化を嫌う

これら7つの習性により私たちの無意識的習慣は形成されます
といってもよくわからないと思いますので
アダルトチルドレンになる過程を
潜在意識の習性に当てはめ説明していきます

生まれたばかりの赤ちゃんは純粋無垢で習慣や価値観は存在しません
そこから親の躾によって少しずつ習慣や価値観を身に着けていきます

親は躾で同じことを何度も子供に伝えますよね
「挨拶をしなさい」「座って食べなさい」など
何度も繰り返し伝えることで子供は覚えていきます

これは潜在意識の
繰り返されるものに反応する習性により
子供の潜在意識に新しい習慣を記憶させる行いです

また躾によって強く叱ることもあるでしょう
これも潜在意識の強い感情に反応する習性を利用したものです

私たちは過去の怒られたことはよく覚えているものです
強い感情は潜在意識にダイレクトに定着させる傾向があるので
すぐに思い出せるほど記憶の定着が速いです

繰り返されるものに反応する習性と強い感情に反応する習性
この2つが主に幼少期の習慣や癖の形成に大きく影響します

幼少期に繰り返し自分のしたいことを我慢させられる
潜在意識の中に我慢が習慣化され我慢癖になり

甘えたいのに甘えられない事が繰り返される
甘えられない癖が潜在意識に定着します

また幼少期の生存本能として
親に嫌われることは死ぬことに等しいので
子供は親に嫌われないような行動をとります

なので子供は様々な工夫をして
親に構ってもらう様な行動をします

しかしながら
頑張って構ってもらおうしても
全く振り向いてもらえないことが続くと
生存危機になるので極度の不安に陥ります

そうすると心の土台に安定感がない状態になり
この感覚が繰り返されていると潜在意識の記憶に定着し
愛着障害になります

つまり幼少期にどのような環境どのような躾を受けたかを
逆算していくと潜在意識にどのような習慣があるかがわかり
結果アダルトチルドレンになる原因も理解できます

2.なぜアダルトチルドレンは心の傷を繰り返すのか


アダルトチルドレンになる理由は幼少期の心の傷が原因です
この心の傷を総括すると自分の想いを汲み取って貰えなかった
という言葉に尽きます

この自分の想いを汲み取って貰えなかったの中に
多種多様な感情や感覚があります

甘えたいのに甘えられなかった
構ってほしいときに構ってもらえなかった
理解してほしいのに理解してもらえなかった

これらの感情を繰り返し感じてしまうと潜在意識に定着します
潜在意識は定着した記憶を繰り返す習性があるので
幼少期の心の傷は大人になっても繰り返してしまうのです

定着した記憶を繰り返すとは
例えば潜在意識に我慢が定着していた場合
無意識に我慢する状況を作り出してしまうということ

つまり無意識に心の傷を繰り返そうとするということ
ここが非常に厄介です

潜在意識とは定着した記憶が強ければ強いほど繰り返そうとします
DVする彼と別れてもまたDVする彼と付き合ってしまうケースの様に
潜在意識は定着した記憶を繰り返す習性があるのです

3.アダルトチルドレンから抜け出せなくなるワケ


生まれたての赤ちゃんは真っ白なキャンバス
このキャンバスにどんな価値観と習慣を潜在意識に植え付けるか
これが躾と環境です

あなたは幼少期どんな環境でどんな躾をされてきましたか?
どんな言葉をかけられてきましたか?
またどんな風に思ってきましたか?

この部分がよくわかると真っ白なキャンバスに
どんな価値観と習慣が潜在意識に定着しているかがわかります

怖かったこと、寂しかったこと、辛かったこと
こんな記憶ばかり出てくれば
あなたの潜在意識の記憶の定着はネガティブなことが多いでしょう

ネガティブなことが多いという事はそれだけ
あなたの心は傷ついてきたということ
そしてその心の傷に慣れすぎると潜在意識の記憶に定着

その記憶を繰り返そうとします

言葉や価値観はポイント制のようなものです
どんな言葉を言われてきたか、またどんな価値観が形成しているのか
それらがポイントのように加算され記憶に定着します

例えば
幼少期から努力しないとダメだと繰り返し言われていたら
努力しないといけないポイントが貯まり
努力しないと価値がないという価値観が潜在意識の習慣になります

アダルトチルドレンはこのポイントが
自分を縛り付ける言葉や価値観に多く
自分を縛り付ける言葉や価値観のポイント加算が多いと

そこから抜けにくくなります

なぜかというと潜在意識は変化を嫌う習性があります
潜在意識は極力省エネで活動したいので
記憶に定着していないものは避けたいのです

よって習慣化された自分の価値観から抜けにくくなるのです

アダルトチルドレンを克服したいと思ってもなかなか前に進めないのは
潜在意識の変化を嫌う習慣によるものといえます
他の言葉に置き換えると恒常性(ホメオスタシス)によるものです

つまり
幼少期から現在までどのような言葉を言われ
どの様な価値観形成をしたのかが重要な点です

何度も言いますがアダルトチルドレンになる原因は
潜在意識の癖によるものです
この癖をついつい自分の性格と勘違いしていまいますが

実はただの習慣による癖です
私こういうタイプなのでこういう事が苦手です
というのも幼少期に苦手になる要因がありそれが癖になっているだけです

そして自分の潜在意識の癖を知るためには
幼少期からどんな環境でどんな躾をされてきて
どんな言葉を浴びてきて、どんな感情が多かったのか
そしてどんな価値観を形成してしまったのか

ここに尽きます

我慢が多かったら、我慢ポイントが沢山貯まっています
甘えられなかったら、甘えれないポイントが沢山貯まってます

貯まっているものは潜在意識に定着
定着した記憶を繰り返す習性により
現実の中我慢が多かったり、甘えられなかったりという状況が増えます

そして変化を嫌う習性により
その状況からなかなか抜けにくくなるのです

4.アダルトチルドレンの6タイプと潜在意識の繋がり


アダルトチルドレンの6タイプと潜在意識の繋がりを説明していきます

1.ヒーロー型

ヒーロー型はしっかりもので頑張り屋
親の期待に応えるために努力をおしまないタイプです

これも頑張らないと認められないとか頑張らないと愛されない
努力しないと自分には価値がないなどの潜在意識の癖があり

頑張らなけらばいけないポイント
努力しないといけないポイントが貯まっています

このポイントが貯まると
頑張って努力しないと前に進めない状況を自分が作りだし
結果心身共に疲弊し自己嫌悪に陥ったり
こんなに頑張ってるのに結果がでないという様なジレンマに陥ります

2.スケープゴート型

スケープゴート型は問題行動を起こすタイプ
反発心が強く人を傷つけてします問題児です

これもどうせ自分は悪い奴だとか
どうせ自分の気持ちは理解されないという潜在意識の癖があり

自分は悪者だポイント
自分は人から理解されないポイントが貯まっています

このポイントが貯まると
どんどん自分は人から理解されない状況になり
場合によっては非行に走るなどの行為に繋がります

3.ロストワン型

ロストワン型は自分の存在を消すタイプ
自分の存在や感情を消して生きていこうとします

これも自分は感情を出してはいけない
という潜在意識の癖があり

感情を出してはいけないポイントが著しく貯まっています

このポイントが貯まると
自分のことが全くわからなくなります
自分が何をしたいのかすらもわからなくなります

4.ケアテイカー型

ケアテイカー型は献身的に家族の世話をする自己犠牲タイプ
家族の愚痴を聴いたり、家事を行い自分のことを後回しにします

これも私がやらないといけないという潜在意識の癖があり

自己犠牲ポイント甘えられないポイントが貯まっています

このポイントが貯まると
自分のことが優先できなくなり自分のしたいことがわからなくなります
さらに無意識で自己犠牲をしているのでそれがお節介に繋がったり
見返りがないと逆ギレを起こしたりと言動と行動がちぐはぐになります

5.ピエロ型

ピエロ型はお調子者を演じるタイプ
険悪な空気をさけ、自分がお調子者を演じる事で
場を和ませようとしますが裏腹に悲しさや寂しさを抱えています

これも空気を読まないといけないという潜在意識の癖があり

空気を読むポイント
本当の自分を出してはいけないポイントが貯まっています

このポイントが貯まると
本当の自分を出すタイミングがないので孤独感が強くなります
本当の自分を出したら嫌われるのではと思い孤独感や寂しさが募り
どの様に対処していいか自分でわからなくなります

6.イネイブラー型

イネイブラー型は自己犠牲的で献身的に尽くすタイプです
ケアテイカー型と似ていますが尽くしたことに見返りを求めるのが
ケアテイカー型見返りを求めないのがイネイブラー型です

ただイネイブラー型は献身的に尽くしますが
相手の為にならない尽くし方をします

例えば
アルコール依存症の親に
アルコールをあげてしまう様な
依存を助長するような尽くし方をします

これも自己犠牲が潜在意識の癖にあり
自己犠牲ポイントが貯まっています

このポイントが貯まると
依存してくる人が集まるようになり

仕事でもプライベートでも
自分よりも誰かを優先させ
自分のことがわからなくなります。

というより
自分のことがわからないことにすら気づけなくなります

この様に
アダルトチルドレンのタイプそれぞれ見ても
それぞれ環境と躾により潜在意識の癖が定着

知らず知らずのうちに様々な価値観のポイントを貯めてしまい
後々そのポイントによって様々な悪影響に陥り
そこから抜け出せなくなってしまいます

5.まとめ

アダルトチルドレンになる理由は
幼少期の環境と躾による潜在意識の習慣と癖

幼少期のに定着した潜在意識の習慣や癖
潜在意識の定着した記憶を繰り返す習性により
大人になっても繰り返してしまう

幼少期から蓄積してきた言葉や価値観はポイント制
ポイントが多く貯まるとそれに応じて様々な悪影響に陥り
知らず知らずのうちに抜け出せなくなってしまう

いかがだったでしょうか?
アダルトチルドレンになる理由を説明してきましたが
もちろん、これがすべてではありません

アダルトチルドレンは日本人の80%と言われています
ある程度のパターンはあれど
1人1人事情が異なり、悩みは十人十色です

ただ潜在意識の観点はアダルトチルドレン克服に
役立つ知識だと思いますので
もしご興味ある方は一緒に学んでいきましょう

それではここまでお読みいただきありがとうございました!

6.人生の紐解き屋 関口陽介



カウンセリング歴20年・コーチング歴10年
方位鑑定士・マヤ暦アドバイザー

幼少期に両親共にうつ病の家庭に育つ
小学校3年生の時にいじめに合う

家庭環境といじめの体験から
人の心に興味をもち
中学生の頃から人の悩みを聴き始める

人がなぜ悩むのか
その根本的原因と解決策を
観察、研究を重ねてきた

どのくらいの人の悩みを
聴いてきたかはわからないが
一人一人の悩みに寄り添いながら
研究を重ねていく中で

人の悩みの根本的原因と
その解決方法を独自の理論で確立

メンターはいなく
自分一人で研究を続けてきた

元ACだが自分の理論で克服していく

一人でも生きやすい状態に
そして皆で共生していく社会にすべく
今もなお研究を重ねる

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インスタグラム
関口陽介 アダルトチルドレン克服カウンセリング(@yosuke_himotokiya) • Instagram写真と動画


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