見出し画像

バンカーズボックスにフィットした、嘘みたいなほんとの話

あれは3年前のこと。「書類を案件ごとに整理する画期的なプロダクトができたぞ!」と息巻いて、さっそく工場に量産をお願いした収納ボックス「WORKERS'BOX」

直後、頭を抱えることになりました。

「どうせなら(普段から愛用している)バンカーズボックスに合わせて作ればよかった!」と、激しく後悔したのです。


画像1


ちなみにバンカーズボックスとは衣類やその他をまとめてがさっとしまっておける、紙製収納ボックスのド定番。もともと100年前から銀行で使われていたものが収納アイテムとして現代に生き続けているシーラカンスのような存在です。(デザインは幾度か変更されていますが、基本コンセプトはずっと昔のまま)

そんなバンカーズボックスに規格を合わせれば「WORKERS'BOX」のユーザーも増えるのではないかとひらめくも、量産化に入ってしまっては時を戻すこともできず。

半ばあきらめの気持ちで、試しに手元にあったバンカーズボックスに「WORKERS'BOX」の試作品を入れてみたところ、なんと奇跡のシンデレラフィット。ぴったり16冊が収まってしまったのです。

ああ、シンデレラはあなただったのですね。


画像2


「バンカーズボックスに合わせて作りました」と言うと嘘になりますし、「バンカーズボックスのサイズにたまたま合ったんです」と言うと嘘くさくなるので、あまり大きな声で公言してこなかったのですが、事実として「サイズがぴったり」であることを改めてお伝えしたいと思います。


なお、「WORKERS'BOX」には幅広タイプの「WIDE」があります。本体に厚みがある分、書類とともに小物もいっしょにまとめておける便利なボックスなのですが、こちらならバンカーズボックスに6冊が入ります。

ややすき間ができますが、片手で取り出すにはむしろ好都合です。


画像3


思えば「同じ箱でそろえるとインテリアに統一感が出る」ということを教えてくれたのはバンカーズボックスでした。

アートディレクターの佐藤可士和さんも『佐藤可士和の超整理術』という本の中で、このボックスがいかに整理の思想に適っているかを解説されていましたね。実に機能的であり、「見せる収納」にもなる愛すべきプロダクトだと思います。



最近は本体のデザインがすこし変わってしまったのですが、組み立て方が圧倒的にシンプルになったりと、今でもマイナーチェンジをくり返しています。

まだ使ってみたことのない方、ぜひ一度試してみてください。


画像4

▲上段が最新モデル、下段が旧モデル



さて、最後にお知らせです。

そんなバンカーズボックスにぴったりな「WORKERS'BOX」の白バージョン「WHITE」をつくりました。

発売3周年を記念した限定モデルで、10月19日までのオーダー分のみ生産する今回限りの企画です。バンカーズボックスをお使いの方、バンカーズボックスで統一して「見せる収納」にしようとお考えの方、雰囲気ぴったりな「WHITE」のご予約をお待ちしています。


画像5


画像6


画像7


画像8




▼ 公式サイトはこちら ▼


以上、ハイモジモジの松岡でした。


【ハイモジモジ PROFILE】
2010年創業。「Kneepon from Nippon!」を合言葉に、思わず膝を打つアイデア・プロダクトを日本から発信している。キーボードに立てる伝言メモ「Deng On」、耐洗紙のメモ「TAGGED MEMO PAD」でグッドデザイン賞を受賞。人気シリーズ「WORKERS'BOX」好評発売中。

Instagram >>> https://www.instagram.com/himojimoji/
Twitter >>> https://twitter.com/HIMOJIMOJI
note >>> https://note.com/himojimoji
Company >>> https://www.hi-mojimoji.com/
WORKERS'BOX >>> https://www.workers-box.com/








いただいたサポートは、新しいアイデアを形にする【試作費】に使わせていただきます。ありがとうございます。