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父子時間は大事!

子育てにおいて、父親的役割、母親的役割の両面が必要だと感じています。片親家庭でも、血のつながりはなくても、子どもたちの周辺環境に「母親」とは違う役割が必要だということ...

母体から生れた子どもがどこか母子が一心同体のような、否が応でも「つながり」が強い関係で、それはそれで素晴しいのだけど、母子の密な関係を解きほどくための父子関係、父親的役割。

どうしても、父子時間がまだまだ短い日本だからこそ、父親側も時に強く意識して、子どもと関わろうとする姿勢が大事。息子と父、娘と父。大胆に言うならば、父子関係が良好であれば子の心身成長は何も心配いらない!とさえ思っています。当事者のお父さんも、子どものことを知りたい思いを、過日、多くの方に答えていただいたアンケートの中にも垣間見ました。

963名(12/13現在)からの回答うち、147名(15%)が男性で、そのうち、既婚子持ち男性が70名でした(40-50代が多数を占めました)。そのなかで、パートナーともっと話したい、引き続き話したい項目の1位が「子どもに関すること」でした(74%)。女性には見られない回答傾向です。子どもをもつ男性にとって、子どものことをもっと知りたい、関わりたい、そんな気持ちが見えます。父親より母親が子どもと接する時間が長い家庭では、母親側からの積極的な情報提供が欠かせません(逆の場合も然り)。そして、たくさん夫婦で「子ども」の話題を軸に会話を進めていくと、互いにない視点や新しい考えにも気づけること間違いありません。

「女らしさ」「男らしさ」の古い、呪縛にも似た価値観にも夫婦で気づき合えるかも。だって、夫婦そのものはまさにそんな時代を生きてきたのだから...イヤでも染みついている「男女感」があるだろうから。性別を超えて、その子らしさ、その人らしさを、家族全体で認め合えるようになれるとどんなに生きやすいか。そのために、女性陣は、お母さん方は、たくさん子どもの話をパートナーにしましょう!特に忙しくなかなか子どもとの時間が取れていないパートナーの方には意識して・・・子どものために。


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