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不登校について

平成30年度小中学生の不登校者数は約15万人いる

そして年々不登校児童の数が増加傾向であるのも問題視されている。

コロナウイルス、不登校YouTuber登場などなど原因は様々だが、

世間一般的に見たら不登校=悪という考えが染み付いている。

さて、ここで不登校になってしまう理由一位はなんなのか、


なんとなく不登校になる。



これが一位である。

つまり、不登校になってしまう理由が本人たちにも理解できてないのだ。

実際学校に行くのが面倒くさいというのもあるだろう。

ただ学校には友達もいるし、勉強もそこそこできる。

だけど学校に行きたくない。そんな子が多くいる。

特にこの理由の傾向は高校生に見られる理由でもある。

他の理由からは家庭環境がうまくいってないことも挙げられる。
この理由は主に小中学生で見られる理由でもある。

話は変わるが、

某YouTuberが「人生は冒険や!」と言っている。

たしかに人生は冒険でもある。しかし、その冒険をするためにはある程度の教養が必要になってくる。

無論、私は不登校を悪だとは感じてはいない。

ただ某YouTuberのように不必要とまでも考えられない。

正直の話、行けるのであれば行ってほしいくらいである。

私は人生をよく物語と呼んでいる。

人生80年。長いようで短い年数だが、その物語を書き上げるのに必要なのが

基礎的な教養である。

ある程度の教養や道徳を学ばないと、今後非行に走ったり、
犯罪に手を染めてしまったり、物語が汚い結末になってしまう可能性がある。

つまり学校は自分の未来において物語を綺麗に書き上げる、材料であると考えてほしい

もちろん学校では学ぶだけではない。コミュニティを作るということも行える。

なので学校に行くメリットというのはものすごくあるのである。

某YouTuberの末路は恐らく残念な結果になりそうだが…

さて、ここまで話して

「いや鈴木、不登校反対派かよ?」

と思った人もいると思う。

先に申し上げた通り私は不登校は半分反対で半分は賛成というより許容範囲とでも言えるだろうか。

あくまで学校のメリットを話しただけである。

しかし、中には上記に挙げた理由以外でも

いじめ、教師からのいじめ、勉強ができない、朝起きれない、学校が怖い、人と話すのが怖い。このような人たちが世の中に多くいます。

これらの理由で不登校になってしまう場合は仕方がない問題であると感じます。

いじめに関しては、下手に学校に行くと、トラウマ化してしまう恐れがあるなど
行くことで大きなリスクも生じてしまうのである。

だがここで不登校生の大きな問題は「親」である。

親はその子供自身の心情がわからないが故に学校に行けと言ってくる。

子供にとってこれこそストレスを感じるものはないだろう。

本来の親の立ち振る舞いとしては、不登校の子供の良き理解者になってあげることが大事である。そして不登校児童の理由に関しては決して否定しては行けない。

そして現在不登校児童の子たちは、前回投稿したスモールステップの法則で学校にいけるように訓練をしてみてほしい。

最初から学校に毎日行く必要はない。

最初は週1日学校に行けば全然問題ない。

他にも、保健室登校するでも構わないのだ。

なのでまずは自分が「これならできるな」という行動を探してほしい。

そこから順にスモールステップ。今週1回行けたから次週は2回行こう

今日は保健室登校だったけど明日からは半日でも教室に行ってみよう。

そのような感じだ。

そこでいじめっ子がいじめてきたりしたら落ち込む必要はない。
彼らは人をいじめてないと人生やっていけない子達だ。
いじめっ子と不登校の子では天と地の差があるほど性格の良さ、素晴らしいものを持っている。
いじめっ子はその良さを持ってないからこそ、素晴らしい不登校の子にいじめをして、
素晴らしさを失おうとしているだけなのだ。

いじめてきた次の日は休んでいい。ただそこでずーっと行かないはNGだ

明日は休むけど来週は2日言ってみようと考えてほしい。

不登校の子の物語が綺麗な一冊になるように。


そして親御さんたちもこのスモールステップを自分の子供達にも試してほしい。
そして、学校に行けたり何か行動を起こしたらうんと褒めてあげてほしい。

そうやって子供は成長していく。

子供の幸せを願うのであれば、無理矢理行かせるのではなく、
スモールステップで行かせて欲しい。

カウンセリングルームHimmel 鈴木

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