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それが真実とは限らない②

前回記事にて一見幸せそうに見えるカップル、家族、人間がいたとしても
それが本当に幸せなのかわからない。

もしかしたら周りの目を気にして実は不幸せだったりするかもしれないし、
不倫問題で悩んでいるかもしれない。

さて今回記事では、現代の問題を元にお話をしていく。

❶仕事
鈴木さんって本当にいつも契約ばっかり取ってきてすごいですよね!仕事楽しそう!
鈴木「いやそんなことないよ。。。後藤だって頑張れば契約取れるよ」
後藤「頑張ってみます!」

後日
鈴木「もし契約取れなかったらどうしよう。。。部下の信頼、
   上司の信頼、もしミスでもしたらクビになってしまうかも!!」
鈴木「でも相談したら、メンタル弱いって馬鹿にされるし、、、
   誰に相談しよう。。。。」

仕事辛い。。。。。

このように一見部下の後藤から見たら鈴木は仕事も順調で成功しているように見えますが、鈴木自体はもう限界まできてしまっている。
最悪の場合「全般性不安障害やパニック障害など」併発する可能性も考えられる。

今回このような事態を引き起こした要因は彼の性格面にあると考える
彼は「絶対にミスをしてはいけない。なぜなら今まで成功してたから」
そう、

完璧主義者なのである

❷恋愛
実際にあった話である。
※名前は全て偽名であり、内容も少し変えております。

鈴木直弥30歳。後藤という女性と結婚をした。
周りからは幸せ夫婦としてとても有名だった。
外に出る時には夫婦で笑顔で挨拶をしてくれるし、
まさに幸せな家庭そのものだった。

しかし、家庭内では、
鈴木「飯まだかよ!」
後藤「ごめん、今私も仕事帰ってきたばかりだからこれから作るね?」
鈴木「マジで使えねぇな。このポンコツが」

DVはなかったものの、旦那からのモラハラが激しかったようだ。
DVしなければ何をしても問題ないだろうと考えてしまう人もとても多いのである。
そして、このような旦那は

とても世間体を気にする。+プライドが高い

もしあの人離婚したわよ。と近所で言われたら彼のプライドが傷ついてしまう。
だからこそ、奥さんが離婚を申し込んでも絶対に離婚をしない。
離婚届を破ったという話もよく聞く。

❸死
さて、心理界隈では死のカウンセラーとか言われ始めた私ですが、
今回は自ら命をたってしまう人に対しての話です。

自ら命を絶ってしまう人全員ではありませんが多くが

その前日まで元気なのである。

ここで話は変わりますが、私がボランティアで行っていた山奥での命を絶ってしまう方の防止活動に関しての話です。
山奥で命を絶ってしまう人9割が、キャンプ道具を持っていくのです。
なぜか。

実は覚悟が決まっていなく、2、3日考えてから事に及ぶのである。
そして3日目にはもうすでに覚悟が決まって死に対しての恐怖感がなくなり

覚悟が決まってくる

つまり多くのそのような方は、もうすでに覚悟が決まっている方が多いのだ。


ここで写真はあげないが有名なポスターを紹介しよう。

いじめに関するポスターだ。
一見遠くから見ると笑顔に写っている学生。
しかし、近くで見ると顔には無数の誹謗中傷の言葉
このポスターが言いたいのは、
今回の私が言いたいことと似ており、

本当にその子は笑っていると思う?もう少しじっくり見てごらん

という意味合いが込められていると考える。

つまり、人はその相手の真の気持ちを読み取ることはとても難しいのである。

元気だったあの人がまさか...
最近でもないが有名人で、あの方が!?というニュースも多かったであろう。

なので人はその人が

本当に幸せかどうかなんてわからない

むしろ幸せアピールをSNSに投稿したりする人は逆に、
幸せを噛みしめたいからSNSで紛らわせているのかもしれない。

人の心は難しいもので、
よくメンタリストなどが読み解く!なんていう話もあるが、
そんなに簡単に読み取れないのが現実である。

心理学もまた、そのような人の心を読み解くという学問ではない。

一番大事なのは、その人が必ずしも幸せであると断定しないことである

カウンセリングルームHimmel
心理士 鈴木直弥

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