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Himitsu Kichi Playlist 2021.02.19

こんばんは。秘密基地です。

今週のプレイリストはドローンやフィールドレコーディングされたものが用いられているものを集めてみました。
週末の癒しのひとときに是非流してみてください。

それでは今週のプレイリストです。


1 . Zebra / Oneohtrix Point Never

1曲目はアメリカを拠点に活躍する Oneohtrix Point Never の 楽曲です。

機械的に組み合わされたビートが繰り返されながら徐々に解体していきドローンへ。その解体したものを再び構築しようとするような構成。
人力ではできないような緻密なアンサンブルと曲の構成美、脳を揺さぶられるようなSF的な世界観の約5分間、お楽しみあれ。


2 . Ballade I / Masabumi Kikuchi Trio

日本を代表するピアニスト、菊地雅章 ( 1939 - 2015 ) の晩年の作品 " Sunrise " からの1曲。

ピアノ、コントラバス、ドラムから即興で紡ぎ出される美しい音世界が広がっております。とにかく聞いてみてください。


3 . Bleeds and Swell Blends / Celer

次は日本で活躍しているアーティスト Will Long のソロプロジェクト " Celer " のドローンアンビエント作品です。

15分間心地よい音が流れ続けるこちらの楽曲。心地よすぎて普通に聴いているとすぐ寝れます。ひたすら同じような音が流れてるように感じますが、ちょっとずつ何かしらの変化があります。よく耳を澄ませて聴いてみてください。


4 . For J.R. / Lucy Railton

こちらはチェリスト、作曲家である Lucy Railton の作品。

何かが通り過ぎるような音から始まり、不安なサウンドの中から人の声とレクイエム的なオルガンの音が出現。録音された雑踏の音や、加工された人の声が何かをかすめとるように通り過ぎます。現実の音が入ることで映画の1シーンのようにも聞こえますね。


5 . Lechten / Chris Watson

フィールドレコーディングの作品を多数発表している Chris Watson の作品。

ひたすら水の音と鳥の声が流れ続けます。視覚情報が無い中で音が聞こえてくるので「これは全てこの場で起こっていることなのか」「編集で独自の環境を作り上げているのか」など色々気になってきます。最終的には鳥の声なのか、人の声なのか、はたまた電子音なのかよくわからなくなるほど音がリアルに録音されています。


7 . William Mix / John Cage 

4分33秒などで知られる作曲家 John Cage の作品。

ひっきりなしにラジオのチューニングを変えているように沢山の音が聞こえてきます。適当にやっているようでちゃんと譜面がありある程度の決まりの中で音を出しているそうです。


という感じで本日はここまでになります。

3月からまた秘密基地の毎日投稿再開したいと思っております。1つの大きな作品の断片を毎日記録していくような形でお届けしたいと考えています。

プレイリストを聴いて頂きこのような世界の音に耳を馴らしてお待ち頂ければ幸いです。

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