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#1:「味生まごころ食堂」の活動と挑戦:子ども食堂の可能性

味生まごころ食堂の概要
代表者:柴田敏昭
メンバー:6名(男性2人、女性4人 40代~50代)
設立年月日:
平成29年2月 設立準備開始。
     4月 味生まごころ食堂運営協力会社設立
     6月6日 プレOP
     7月4日 第1回食堂OP
実施時期:毎月第2水曜日(変更可能性あり、詳しくはお問い合わせください)
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kosodate/boshi/kodomosyokudou.html

はじめに
「味生まごころ食堂」は、地域の連帯と子どもたちの健やかな成長を支える活動を行っています。
この記事では、代表者の柴田敏昭氏とそのメンバーによるインタビューを通じて、食堂の活動内容、目標、課題に迫ります。
「子ども食堂事業」にご興味がある方は、御覧ください。

味生まごころ食堂を始めたきっかけ

「こ食」や貧困問題への対応を通じて地域の支えになりたいという思いから、元PTA役員メンバーが集まり、「味生まごころ食堂」が生まれました。孤食や貧困に直面する子どもたちや家庭への支援を行うことを目指し、活動が開始されました。


味生ふれあいセンター(別府町177-1)にて実施している

活動内容と課題


毎月第2水曜日に約200食の食事提供を行うとともに、ひとり親家庭の支援や生活困窮者の緊急支援を実施しています。現在はテイクアウト形式での提供を行っており、フードバンクや地域のネットワークと連携することで、より多くの人々に支援の手を差し伸べています。
しかし、現在のスタッフ体制では月に1回の200食が限界であり、より多くの支援が求められています。本来の支援と言うところで言えば、週単位で食堂があいていてもいいのでは?という悩みも。だからこそ、自分たちだけではなく、同じ思いを持つ支援者やグループなどがもっと増えていけば・・・と考えています。

現在利用している家庭は若い世代がほとんどで、高齢者を含めもっと色々な世代が利用し交流出来るようになるといい。そのような理想を掲げ、より多くの人々のニーズに応えていく計画を立てています。

ボランティアスタッフの役割

ボランティアスタッフは、食堂スタイルの時には会場の設営、食事の配膳、片付け、子どもたちとの遊びなど、さまざまな役割を担当しており、高校生や放課後デイサービスからの協力も受けていました。しかし、テイクアウト形式への切り替え後はボランティアの活動時間が平日の日中に変わったため、新たなボランティアが集まりにくくなっています。

今後の目標

「味生まごころ食堂」は、食堂形式とテイクアウト形式の両方を組み合わせたハイブリッドな運営形態などを模索中です。
また、高齢者や異世代との交流を促進し、さまざまな世代が交流できる場としての役割を拡大する計画も進行中です。

まとめ

「味生まごころ食堂」は、地域の連帯と子どもたちの未来を支える貴重な存在です。代表者の柴田敏昭氏とそのメンバーの努力により、困難な状況に立ち向かいながらも、支援を必要とする人々に温かい食事と笑顔を提供し続けています。今後も地道な活動を通じて、さらなる支援拡大と地域の結びつき強化を目指していく様子が伺えます。
活動ブログ
 http://mibu-magokoro.blogspot.com/


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