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初夏の鎌倉旅

*映画「紅の豚」のネタバレが少しあります

鎌倉が好きです。
埼玉からは電車で日帰りできる距離ですが、移住にセカンドハウス…住むとなるとなかなかハードルの高い話。
それならばと、定期的に訪れるのをルーティンにしよう…と思い立ったのがつい先月。今回の鎌倉トリップは、ルーティン化して2回目の来訪です。

朝食は必ずここで

洗練とホスピタリティが心地好い

外食、特に朝ごはんは洋食が好きです。家で食べられないもの、自分が作れないものが食べたい。鎌倉駅に着いてすぐにTHE GOOD GOODIESさんへ。先月初めてお邪魔して、鎌倉旅の朝ごはんとモーニングコーヒーは必ずここにしようと決めたお店です。

インスタでブレックファーストがリニューアルしたことを知り、迷わず注文。オープンの8時をめがけて早い時間に来たのですが、ぽつりぽつりとお客さんがやってきて、いい雰囲気でした。

店内に小さく響く音楽を聴きながら、頭を空っぽにしてコーヒーを啜る幸せ。ずっとここでコーヒーを飲んでいたい。ほどなくして、プレートも運ばれてきました。
どれも美味しくて、お皿をきれいにしたかったので、苦手なマスタードをがんばって食べたのですが…上品なお味で全然キツくないのですが、最後の最後に鼻から抜ける辛味が、うーん、やっぱり苦手。次はマスタード抜きをお願いしてみようと思います(覚書)。念押ししますが、メニューはどれも美味しかったのでご心配なく!
コーヒーはおかわり自由なのですが、旅人なのでトイレが心配…ということで1杯を堪能して、海へ。

由比ヶ浜へ

お父さんを待っていたサーファーの男の子

鶴岡八幡宮の参道のほうに出て、そのまま歩いて、海へ。たぶん、徒歩20分くらいかかるのですが、いつもあまり苦になりません。海が近づくと風が吹いて、街なかより涼やかに感じます。

予想最高気温26℃。夏日の陽気なので、靴を脱いで、素足で水に浸かりながら波打ち際を散歩しました。

ペディキュアは昨年と同じエルメスのエマイユ

観光客は少なく、地元サーファーや犬の散歩をする人が目につきます。日傘を差す人が思いのほか少ないのにびっくり。体感で10〜20人に1人くらいの割合です。海辺に住む人は太陽に強いのでしょうか。

砂浜はそろそろ、ビーチサンダルがないと熱くて厳しそう。裾が濡れてもすぐ乾くリネンの(安い)ワンピースを着ていましたが、黒のほうが濡れても目立たないなーと学習。半日くらいのんび「できるようにレジャーシートを持ってきていたのですが、足を水に浸けていないと暑いので、砂浜には座らずに、ずっと水辺でチャプチャプしていました。

あまり急に陽に当たりすぎると、バテてしまうと思い、1時間ほどで海を後に。ルーティンだからまた来ればいい。そう思うと欲張らずに済みます。

仲間同士、自由気ままに海に入ったり
波打ち際で休んだり 羨ましい光景です
海を眺める少し歳の離れた男子お2人
自然体な空気感が素敵でした

おやつを調達

大好きなロングトラックフーズ

鎌倉旅では、美味しい焼菓子やパンを買い、職場での楽しみにしています。旅の余韻を味わえるようなお得感もあって。
必ず立ち寄るのはレンバイ(鎌倉市農協連即売所)の建物の一角にちょこんと佇む小さなデリカテッセン・ロングトラックフーズさん。言わずと知れた人気店です。グッズもファンで、ネットもまめにチェック。行くと毎回何か欲しくなってしまいます。フードも美味しくて、今回はウィークエンド(ケーキ)と写真のグロサリーバッグを。グロサリーバッグはオンラインヨガの道具を入れようかな。
家族へのお土産は材木座のべつばらドーナツさんで、ドーナツを。鎌倉女学院の脇を入ったところにある気になっていたお店。写真はないけど、こぢんまりとした可愛いお店でした。

お昼近くなっても思いのほかお腹が空かないので、4月にできたばかりのTHE GOOD GOODIESさんの姉妹店(EAST)でひと休み。おやつに食べる予定だったコーヒーソフトクリームをいただきました。

昼近くなると観光客も増え始めました

紅の豚がヒント

鎌倉旅をルーティンにしようと思いたったのは、1992年のジブリ映画「紅の豚」か少なからず影響しています。

ヒロインの1人・飛行艇設計士のフィオという女の子による映画の終盤のナレーションがとても好きで。

「ピッコロ社を継いだ後も夏の休暇をホテルアドリアーノで過ごすのは私の大切な決まり」

映画「紅の豚」より

この台詞の前後を含むナレーションの内容が好きなのですが、そこはストーリーをこれから観る方のために省きますね。

なんか、自分をご機嫌にする習慣をつくるって、いいなあと思ったのです。

そんなわけで、混雑や渋滞が苦手な私は昼過ぎには帰路へ。平日の午後の緩い陽射しが差し込む電車のなかで、好きな音楽をずっと聴きながら帰りました。また来月来ることを思えば、しばらく元気に過ごせそうです。

つたない日帰り旅の記録にお付き合いいただきありがとうございました。

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