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読書相関図と好きな本

ほんタメというyoutubeを見ています。ヨビノリたくみさんと、齋藤明里さんMCの読書ネタ満載のもの。「読書相関図」なるものがあったので自分も書いてみます。自分の読書遍歴を図示。

左側:アニメ影響、右側:暗め、下側:国外

小説は趣味といってよい程には大量に読みます。特にディストピア小説と呼ばれるような暗い重い皮肉たっぷりの作品が好きという。SF要素も多いのでSF小説が好きと公には言うようにしています。

大学生ぐらいの時、ニッチな短編アニメ映画観ること多くて、筒井康隆さんの『パプリカ』、冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』とかが好きでした。そこから原作小説読み出したのが始まりかもしれない。

SFで読むべき小説をググっていた時に出てきたのが伊藤計劃さん。『虐殺器官』は外国語学部いた時分だったので特に言葉関連の言及多くて感動していた。お亡くなりになって他の作品が読めないのはとても残念。

ディストピア調のものと、近未来調のものを手当たり次第に読んで出会ったのが森博嗣さんのWシリーズ。シリーズ毎にテイストが違うんですが、Wシリーズ、WWシリーズ、百年シリーズは全部繋がっていて、壮大。人間とAI、ウォーカロン(人工細胞で創られた生命体)の境界を問いかける哲学的な要素が好きです。

AI系で発見したのが早瀬耕さんと、野崎まどさんのタイタン。野崎さんの作品は全作読んでいるけれど、仄暗い感じの作品とは違ってこのタイタンは思いっきりSF。仕事がAIに完全代替された世界でAIの心理を探っていく中身が面白い。

暗い暗い感じの方向にはまっていた時期は、中村文則さん、村田沙耶香さんを読んでた。『消滅世界』はぬめっとした暗さがあって、おすすめする人を選ぶ。この辺りの作品は好きなんだけれど、多少元気ある時に読まないと少々元気持っていかれる。

国外作品の名著はまだ浅い。フィリップ・ディックですら、アニメの「サイコパス」で『電気羊はアンドロイドの夢を見るか』の言及があって、読むかと思ったぐらい。

国内外問わずお勧め教えて下さいませ。

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