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毒親育ちでもいい親になれます。

今日は、素敵なブログの記事を読んだので共有させて下さい!

以前、私は子どもを産みたくないという話をして、多くの方に共感頂けたと思っています。
実際に、今まで投稿した記事の中で一番「いいね」を頂いております。
そんなに力を入れて書いた記事ではないのに、普段私が思っている事にたくさん共感してもらえて、凄く嬉しかったです。

たまたま私と同じ考えを持った方が子どもを持たれて、子育てを終えたお話を読んで号泣しました。

毒親に育てられても素敵な親になれるんだな…。
自分もその毒親の血が流れてると思うと同じ事をしてしまいそうで怖い気持ちもわかる。
だけど、されて嫌だった子どもの頃の記憶をちゃんと持っていて、毒親を反面教師に素敵な親になれたんだな…。
もう本当に、すごいとしか言えませんでした。

ニュースでは少子高齢化がなんだとか言って、子育て支援をすれば女性は子どもを産んでくれるなんて思っている政治家さんは多いみたいですが。
私たちみたいに家庭環境が最悪で家庭を持つ事に恐怖を覚えていて、子どもなんて育てられないって子どもを産まない人もいるんだぞ。
産んだって子どもを殺してしまう人もいるんだぞ。
私だってそんなニュースを見て他人事に思えないから、自分もそうなってしまうんじゃないかって子どもを持てないんだぞ。

だけど、このブログを読んで子どもを立派に育てられたのを見て、少し希望を持てたのも事実。
みんな、過去の傷を持ちながらも強く生きられたら良いんですけどね。

そもそも、子どもが生まれないと困る社会という仕組みに解決策を見つけなければいけないと思うんです。
先進国は少子高齢化の一致をたどっていて、若い世代がいないと年金やら働き手不足が深刻になる。
だから年金に頼るだけでは危ないと危惧してNISA制度が始まったり、外国人労働者で働き手不足を補おうとしているんですよね。
今やAI技術の進歩も凄まじいですから、技術で解決して行ったらいいじゃんなんて思ってしまいます。子どもを産みたくない女性としては。

では家庭環境が改善されるような法律や憲法を作ってみたら?なーんて事が出来るはずも無いんですよね。
既に日本国憲法第二十五条で、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」なんて作っているわけですから。
健康で文化的な最低限度の生活の中に、ネグレクトやら暴力による虐待を罰してくれる保障はないわけですから。
家庭ひとつひとつに監査が入って、違反した親に懲役なんて科せないですからね。

児童相談所も警察も事件が起きないと動けないから、子どもが死んじゃったりするわけじゃないですか。
事件が起きたときじゃ遅いんだよ。
なーんてみんな思っているけど法律は変わらない。

それに、犯罪者として捕まった親が居なくなって困るのは被害者の子どもだというのが皮肉な話。
最近話題のニュースで5月に起きた放火事件。
あれだって、母親が居なくなって父親が捕まったら子ども達が困るからって、子どもまで殺してしまったって報道がされていて。
結局、家庭問題って、国が介入できる問題じゃないから無くならないし減らないんだよなぁ…。

未成年の知識の少ない子どもを育てるのは親の義務なので。
脳科学では脳が完全に成熟するのは25歳らしいので。
子どもを産んだからには虐待せず育てましょうねと思います。
もちろん、言うこと聞かないし自分の努力を簡単に無碍にしてきますからね、子どもというものは。
良い親になろうとしても「毒親」なんて言われることもあるかもしれません。
それに耐えられない私のような人間は、母親になんてなれないのです。

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