NSクリスマス2022 小説リレー①

12月初め。
私は下校途中のバスの中でスマホを見ていた。
すると、しろくろからLINEがきた。
しろくろ「今度、NS内でクリスマスイベントやらない?」
ひめたん「いいね、やろうか」
しろくろ「ひめたんは参加する?」
私はそれを見て、去年のクリスマスを思い出した。
去年はかなり盛り上がって、楽しかった!
今年はどうしようかな…。
ラスカルとのデートもしたいし、推し活もしたい!
けど、NSにいられるのも後少しだし、今年は参加するか!
ひめたん「参加する!」
しろくろ「参加するんだw 推し活するのかと思ってたww」
ひめたん「ww」
しろくろ「内容何する?」
私はしろくろと内容を相談し始めた。
その夜。
私はしろくろと内容を決め終えた。
ひめたん「よーし! 全力で楽しもうね!」
しろくろ「ww うん」


12月24日。
今日はクリスマスイブだ。
明日はNSクリスマス! 楽しみ!
私はワクワクしながら、準備をしていた。
ラスカル「本当に楽しみなんだなw 顔に出てるぞw」
私の様子を見て、ラスカルが笑いながらそう言った。
ひめたん「だって、こういう時しか集まれないじゃん!」
ラスカル「まぁそうだなw」
私はラスカルの表情が気になった。
ぱっと見は元気そうだけど、なんか寂しそう…。
私は謝る。
ひめたん「でも…ごめんね? デートに行く約束してたのに…。」
私がしゅんとしながらそう言うと、ラスカルは優しくこう言った。
ラスカル「大丈夫だよ、僕はクラスメイトと楽しんでくるから。 ひめたんも楽しんできな、せっかくなんだし。」
ひめたん「うん! 今度は一緒に参加しようね!」
ラスカル「うん。」
ラスカルと話しながら、私は準備を進めていった。

数十分後。
私は準備を終えた。
気づけばもう夜になってしまっていた。
ひめたん「ふぅ…やっと終わった…! ラスカル、手伝ってくれてありがと!」
ラスカル「うん。 あ、そうだ。 少し早いけど、クリスマスプレゼントあげるよ。」
ラスカルはそう言うと、ラッピングされた紙袋を取り出して、私に渡した。
ラスカル「開けてみて。」
私は袋を開ける。
袋の中に入っていたのは、前に私が欲しいと言ったマフラーだった。
ひめたん「…! マフラーだ! ありがとう、ラスカル!!」
私は笑顔でそう言い、ラスカルに抱きついた。
ラスカル「喜んでもらえてよかった。 じゃ、明日はお互いに楽しもうな!」
ひめたん「うん! またね!」


翌日の12月25日。
私は、お気に入りのダッフルコートを着て、ラスカルがくれたマフラーを巻いて、自宅を出た。
今年は美甘の家の近くにある施設でやるらしい。
私は美甘から送られた地図を見ながら、待ち合わせ場所に向かった。
途中、少し迷ったが何とかたどり着けた。
美甘が玄関で出迎えてくれて、施設に案内して貰った。
美甘「はい、到着」
ひめたん「ありがと」
私は土足から持ってきた上履きに履き替え、今回使う部屋に入った。
部屋に入ると、既に今回のメンバー(しろくろ、ハナ、友樹、りほ、ゆりゆり、弥翔)がいた。
皆「ひめたん、やっほー!」
ひめたん「やほーw 皆、来るの早いねw」
私がそう言うと、ハナが悪戯っ子のような笑みを浮かべて言った。
ハナ「ひめた〜ん、道に迷ったでしょ?w」
私はドキッとした。
何でこういう事だけ感が鋭いのかな、ハナは…。
ひめたん「え?w ま、迷ってないよ?ww」
私はとっさに言ったが、ハナは笑った。
ハナ「そんなに焦る必要ないじゃんww …ひめたんが迷うはずないもんね♪」
私が絶対に道に迷ったってわかってるだろ…ハナめ…!
ハナの挑発的な態度にイラついていたその時、しろくろが言った。
しろくろ「はいはいw 2人ともそこまでにしよ。 時間が勿体無いよ。」
流石、副リーダー! 頼りになる!w
私は気を取り直す。
ひめたん「そうだねw …よし、始めようか!」
ゆりゆり「何するんですか?」
ひめたん「カラオケ!」
弥翔「いいっすね!」
ハナ「ひめたんの歌声聞きたーい!」
もうカラオケの準備は、美甘がしてくれたらしい。
ひめたん「歌う順番どうする?」
ハナ「はいっ! 私一番がいい!」
ひめたん「w …後は?」
美甘「私歌う!」
しろくろ「僕も!」
そんなこんなで、カラオケがスタートした。

最初はハナ。
ハナはやる気満々でマイクを持っている。
ひめたん「ハナ、何歌うの?」
ハナ「んーとねー…あった!」
そう言って、ハナが選曲した曲が画面に表示された。
ハナが選曲したのは、ボカロの「ロキ」だ。
ひめたん&美甘&しろくろ「おーw」
曲が始まり、ハナが歌い出した。
ハナ「〜♪〜♪」
私はこの曲を知っているので、曲に合わせて手拍子をする。
私の手拍子に続いて、しろくろ達も手拍子をし始める。
やっぱり皆でやるから、盛り上がるんだよなぁ。
私がそんな事を思っている間に、曲はサビに突入した。
ハナ「〜♪〜♪」
ハナはノリノリだ。
元気だなぁw
ラスサビに入る。
ハナ「〜♪〜♪」
手拍子も合わさり、一体感が出ている。
そんな感じで、ロキは終了した。
結果は…85点!
ひめたん「高っ?!w」
私は思わずそう言った。
ゆりゆり「上手ですね…!」
ハナはとても嬉しそうだった。
笑顔だけは可愛いなぁw

ハナは私にマイクを渡した。
ハナ「次はひめたんの番だよ!」
私は立ち上がり、選曲をした。
どうせならクリスマスっぽいのが良いよね〜。
ということで、選曲は「クリスマスソング」だ。
ハナ「おー、この曲知ってるー!」
上手く歌えると良いな。
私は緊張しながらも、歌い始めた。
練習で上手く歌えなかった場所も歌えている。
このまま乗り切ろう!
私は集中して歌い切った。
結果は…80点!
ひめたん「やった!」
練習では70点台だったから、かなり嬉しい!
りほ「上手だね!」
友樹「上手でビックリした!」
ひめたん「ありがと♪」
次は…しろくろに"あの曲"歌ってもらおうかな〜?ww
私はしろくろに近づいてマイクを渡した。
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あとがき
久しぶりの長めの小説になった!(2365字)
書きたいこと書きまくったら、長くなっちゃった!ww
実はね…しろくろ達にめっちゃ急かされながら書いてました((それ言うな
いやー、怖かった怖かった()
って事で、あとがきは終了!ww

2番目は美甘!よろしくね!
他の皆のも楽しみにしてるよ!( ^ω^ )
皆でクリスマス楽しもうね!🎄




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