病気はなぜ起こる? シリーズ①

―フリーラジカルと活性酸素―

アンチエイジングや美容のコマーシャルで酸化錆びなどの言葉をたびたび耳にすることがあっても病気と結びつけて考えることは少ないのではないでしょうか。しかし分子整合栄養医学の世界では「フリ ーラジカルと活性酸素」こそが病的老化と多くの疾患の根本原因の一つであると考えています。 活性酸素やフリーラジカルはどのような時に発生し、どのような原理で病気を起こすのかをご説明していきます。

―活性酸素とはなにか?―

代表的なものには スーパーオキサイド O2 •- ヒロドキシラジ カル HO• 過酸化水素 HOOH 一重項酸素 1O2 などがあります。 反応しやすく触れたものの形や性質を変えてしまいます。酸素を必 要とする反応―ミトコンドリアでのエネルギーの産生や白血球・マ クロファージの活動―などの際に多く発生します。

―フリーラジカルとはなにか?―

電子を失って不安定になったものをフリーラジカルと呼びます。 フリーラジカルは接触した分子の電子を奪うので新たなフリーラジカルを生じます。フリーラジカルの連鎖反応が続くと離れた場所 にも影響を及ぼします。 活性酸素やフリーラジ カルは接触した相手の性 質を変えて時には破壊してしまいます。コラーゲンは弾力性を失い、たんぱく 質は機能を失い、細胞膜は 間違った信号を出します。 遺伝子に到達すると遺伝 子変異が起こります。です からフリーラジカルや活性酸素が発生したら直ちに消去するシス テムを持っていますが発生量が消去能力を上回ると問題が起きます。

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