再び「会社辞めます」

6月に口頭で退職意向を上司にお伝えし「話は分かったが、ハイそうですか、とは言えない」と言われて1ヶ月。

再び、今度は年末退職に向けてのスケジュールを書面に起こしてお伝えした。

上司の上の営業本部からも「貴重な人材なので辞めさせるな」という意見が出ているらしい。

高く評価してもらっていて、大変ありがたい話である。

私は過去2回離婚を経験しているが、なんか、離婚する時みたいやなぁ。と感じた。

引き止めて頂くことは本当にありがたいが、やはり考え抜いた結果の決断。ここで迷ってしまえば人生最後に後悔しそうである。

とは言えだ。残業や休日出勤も少なく年収1000万で多くの人に頼られる。こんな環境には一度辞めてしまったらもう二度と戻れない。

今このノートを書いてるが、これを見返す数年後に、この決断をしたことをどう思ってるか?退職して良かった。新しい人生を切り開けたから。と思えている自分に出会いたい。

人生は行ったり来たりできない。常に判断して道を進み続けるしかない。だからこそ真剣に生きるんだし、だからこそ面白い。

ん?面白いか?8割はしんどいだけの気がするが(笑)

まだまだ日本は終身雇用的。新卒で入って25年間勤めてきた会社を退職するのは、やはり大きな決心が必要。

思い起こせば10年前。私はとても仲の良かった1人目の妻と別れた。妻はビジネスオーナーを目指し真剣に起業を目指していたため、子どもは作らないスタンスだった。私も子どもを特に欲しかった訳でもなかったから、基本的には何も問題なかったが、時間とカネと体力に余裕があり、負荷がなさ過ぎる生き方に疑問を感じ、家庭を持つ生き方に切り替えようと考えた。40歳を手前にした当時、家庭を持つためにリスタートするなら今しかない、と悩んだ末に決断した。

当時の妻とよく話し合い、半年ほどの期間を経て離婚届を提出した。で、その判断が良かったのかどうか?10年後の今になってようやく分かるのだ。

今はとってもパパっ子の5歳の娘が、出勤時にはいつも投げキッス、ハート、「大好き〜」と言って見送ってくれて、帰宅時にはいつも玄関まで満面の笑顔でダッシュして迎えに来てくれて「遊ぼ〜遊ぼ〜」言うてくれる。

妻とは趣味もよく合うし、一緒に建築やアートを見たり、美味しいレストランへ出かけたりして、とても生活を楽しんでいる。

幸せでないはずがない。

これと同じ様な成功した将来を、退職という決断をした数年後に、実現したいのだ。

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