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パソコンに詳しいということ。

みどりはパソコン(コンピュータ)にそこそこ詳しい。
詳しいといっても、専門の勉強をしたとかじゃなく、独学で身に着けた趣味のレベル。

だから、知り合いやお友達からよくお助け依頼が来る。
アプリケーションソフトの使い方を教えてほしいとか、パソコンの調子が悪いから見てほしいとか.…などなど。
ときにはOSの再インストールやデバイスドライバのインストールやHDDやSSDの交換もしたりする。
でも私は、パソコンの全てに詳しいわけではない.…
パソコンに関して広く浅くは知識があるけど、全部に詳しいわけじゃない。

一般の人は、
【パソコンが得意=パソコン全般に詳しい】
と勘違いしている事が多いようですが、誰にでも得意・不得意があります。

例えば、「私はスポーツが得意です」と相手が言ったとしたら、あなたはこう聞き返しませんか?
「スポーツの中でも、どんなことが得意なんですか?」と。
スポーツと一口に言っても、陸上、水泳、球技…などなどたくさんの種類があります。
さらには、陸上でもマラソンや長距離や単距離、球技でもバレーボールやバスケットボール.…たくさんの種類があります。
それらすべてが得意な人がもしいたとしても、ごくごく少数じゃないでしょうか?

ところが、「私はパソコンが得意です」と相手が言ったとしても、「具体的にはどのような分野が得意なのですか?」と聞き返す人はあまりないように思います。

あなたの頭の中では、この人は
【パソコンが得意=パソコン全般に詳しい】
ということになってしまっているのです。

パソコンが得意と言っても、
・WindowsやLinuxなどのOS関係に詳しい
・ExcelやWordといったアプリケーションソフトに詳しい
・パソコンそのもの(ハードウェア)に詳しい
・エラーが出るとか動作がおかしいとかの、不具合に関して詳しい
・プログラミングに詳しい
 (ただし色んな言語があるので全部に詳しいわけではない)
・ネットワーク関係に詳しい
・初心者に教えることが得意(パソコンの講座などやったりできる)
・..…などなど

色々な分野があるわけです。

今度、「私はパソコンが得意です」という人に巡り合ったら、「どんな分野が得意なのですか?」と問いかけてみてください。
きっと、相手もそう聞かれるとことに嫌な思いは抱かないと思います。
かえって、興味を持って聞いてもらえたと喜ぶかもしれませんよ。

企業で採用担当の方が面接されるときにも、「どんな分野が得意なのですか?」と問いかけることも、判断を誤らないためには必要かと。