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📖「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方📖

2022年7月22日(金)読了

「ゆっくり休んでいてもなんとなく疲れが取れない」のは「心が疲れているから」かもしれない。
そういう思いはここ最近ずっと持っていたのですが、自分はほんとにどうなんだろうと思って、こちらの本を読んでみました。

人によってそれぞれ感じ方は違うと思いますが、この本の中で述べられているのは「脳というのは、原則として ”一つのことに集中している” という状態のときはそれほど疲れない。疲れないどころか、リフレッシュされて、より元気になっていく」。「”いろんなことを考えながら作業をする” ”考えごと、悩みごとが頭から離れない” という状態だと、脳は非常に疲弊してしまう。」ということです。
つまり、シングルタスクは脳が元気になり、マルチタスクは脳が疲弊するということです。
だからこそ、「今、ここにある、たった一つの作業に意識を集中させる」というマインドフルネスが有効なのです。

読んでみて、そして今の自分を振り返ると、あぁなるほどなと思いました。
ビジネスの場面だけでなく私生活においても、マルチタスクをこなすことが人として目指すところであると思って、それなりに様々な努力はしてきましたが、そういう姿が自分を疲弊に追い込んでいて、それでも自分がもっとスキルや考え方を向上させていけばなんとかなると思い込んできた反面、ストレスや疲れが全く抜けない状態に落ち込んでいました。

「あれをしながら、これを考えて・・・」ということを続けていて、「そういえばあれを忘れてた」というようなことが頻繁に起こってきて、「あぁ、自分も歳を取ってきたから能力が落ちてくるのも仕方ないよな」と思い込んでいました。
単純にキャパオーバーしていただけですね。

仕事も私生活もよりシンプルに考えて実践していかないと、楽しく暮らせないな。
一気に物事は変わらないけど、少しずつチャレンジしていこう。

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