📖賢者の書📖
2022年4月27日(水)読了
以前から少し気になっていた本です。
とりあえず読んでみようと思い立って読みました。
ファンタジー的物語風の自己啓発書です。
サイードという名の少年が9人の賢者に会う旅を続けていて、最後にアレックスという毎日の暮らしと仕事に絶望していた男と出会います。
サイードは賢者からひとつずつ教えを請い、それを賢者の書に残していきます。
アレックスはその書を読ませてもらい、自分の人生を振り返り、そこから新たに生まれ変わって生きていくエネルギーをもらって再出発しようとします。
賢者からはいろいろな教えをもらいますが、その中で私が大切だなと思ったのは、
「自尊心と他尊心」
ということです。
自分自身はかけがえのない無限の可能性を持った唯一無二の存在である。
自分の人生を素晴らしいものにしようとすると、これ以上ないほど自尊心を高めていく必要がある。
一方、自分以外の他者も同じ。
自分以外の人もやはりかけがえのない唯一無二の存在である。
それを知り、他人も尊重することでお互いに高めあうことが人生を素晴らしものにする。
今から思うと、昨年後半で私自身の調子が悪かったときは、自尊心・他尊心ともに高められている状態ではなかったなぁと。
今年に入って、そういう気持ちがなぜかふっと吹っ切れたように感じて、ものすごく楽な気持ちになっています。
全然大丈夫かと言われると、まだまだ気持ちが揺れるときはありますが、それでも元に戻る早さとか比較的高い位置で安定した状態を保つことができているのかなと考えています。
こういうことが、周りの人に伝搬できるような行動がとれたら、もっと自分の状態はよくなると思うので、そういう意識を持ちながら日々の暮らしを充実させていきたいと思います。
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