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『ASKA Premium Symphonic Concert 2022』 in 愛知県芸術劇場コンサートホール(2022.8.6(土))~感想

2022年8月6日(土)
名古屋の栄駅を最寄り駅とした会場、
愛知県芸術劇場コンサートホールにて、
ASKAさんの今年最初の
シンフォニックコンサートが開催されました。

公演タイトルは、
GET THE CLASSICS
『ASKA Premium Symphonic Concert 2022』

ASKAさんの今年夏のシンフォニックコンサートは、
7月の6日(水)と7日(木)の2公演が、
諸事情で延期。

つまり、
きのう8月6日(土)が
今年夏のシンフォニックコンサートの
初日となった。

さて、
ここからセットリストの順番で、
曲目を記(しる)さず、
きのう聴いたままの感想を書いてみたいと思う。

このような書き方は、
初の試みなので上手く行くかはわからないが、
やってみる。


きのうの開場は15:00
開演は16:00の予定。

その予定通りにコンサートが始まった。

開演すると、
京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団の
皆さんとASKAバンドでお馴染みの
ピアノ澤近泰輔さんがステージへ。

オーケストラコンサートでよく見かける
儀式を終えると、
指揮者の栁澤寿男さんが登場し、
オープニングがスタートする。

オープニング曲は、
アレンジする人で世界観が変わるだけでなく、
演奏をオーケストラにすることで、
元々曲が持つ壮大さがさらに際立っていた。

今回の編曲者(アレンジ)は、
特製プログラムには記されていないが
前回の今年4月21日(木)に東京文化会館で
開催されたチャリティーコンサートの
プログラムには、
「山下康介」さんと「萩森英明」さんの
2名の名前がある。
ASKAさんの楽曲が新しい編曲家と出会うことで、
新たなそれぞれの楽曲の世界観を
生み出し続けてくれている。
そんな魅力を存分に予想させられる
オープニング曲ではなかっただろうか。

オーケストラが持つ生音が、
音の強弱のウェーブを付けながら、
ダイレクトに客席へと届けられる。
京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団の
素晴らしさをまず最初に思い知らされるのである。


オープニング曲が終わると、
ちゃっかり?ひょっこり?
ASKAさんがステージで拍手していた。
オーケストラの皆に向かって、
お客さんと一緒に拍手していた。

衣裳については、
後々写真が公開されるだろうから、
ここでは書くのを控える。
ただ、どことなく少年、青年らしさと、
新しい衣裳に変わるだけで、
ASKAさんの魅力と鮮度が増していた。
再会というより初恋のようなときめきで、
愛おしくなった。

コンサート2曲目、
ASKAさんの最初の曲は、あの曲。
この曲から、ASKAさんの声が
両サイドのスピーカーから聴こえることになる。
オーケストラは生音、歌声はスピーカー、
会場内でその2つの音がミックスされる
ちょうどいい座席位置ってどこだろうと、
考えながら聴いていた。私の座席位置は、
ステージから数える方が早い場所だった。

コンサート3曲目は、あの曲。

この時に、
「アレンジは誰がしたのか?」気になったのは、
元々のオリジナルのアレンジイメージを
ガラリと変え、
おそらくファンでもイントロでは何の曲か、
初めて聴いてもわからないと思う。


ASKAさん登場から2曲を終え、
MCのご挨拶となる。
指揮者の栁澤寿男さんとは、
今年4月、コンサートで初共演。
その時は、ちょっと栁澤さんに、
初めてという緊張感を感じた。
7月の福岡公演の出来事をきっかけに、
そうした緊張感も、
打ち解け始めたような
ASKAさんと栁澤さんを
垣間見ることができたのではないだろうか。
そんなMCの時間だった。

コンサート4曲目は、あの曲。

また面白いアレンジとなっていた。
オリジナルは歌い出すと姿を見せるが、
イントロや間奏では、
別のストーリーが展開されているようだった。
歌詞のドラマと間奏のドラマと
2本のドラマが入れ替わり立ち替わり
演奏中行き来するのが、
不思議だった。

コンサート5曲は、あの曲。

この曲の持つ個性は、
ASKAさんそのものだろうか。
つまり、多彩である。
オリジナルのレコーディングの音と、
コンサートなら、
バンドもオーケストラも、
似合ってしまうのである。

きのうのアレンジでは、
ジャズっぽさなイメージが脳内を占拠する。
Barなのかディナーショーなのか、
設定は何でもいいが、
お客さんの間を、
お客さんの肩にポンっと手を置きながら、
ほほえんで歌うASKAさんがイメージされた。

ここではMCパート2
今の時代を語っていた。

コンサート6曲目は、あの曲。

ASKAさんのシンフォニックコンサートでは、
少し馴染みのある楽曲。
過去、シンフォニックコンサートでは、
指揮兼アレンジとして、
2005年11月の2公演で、
ASKAさん初めての
シンフォニックコンサートで共演した
「服部隆之」さん。
2008年4月から
日本国内でのプレビュー公演1公演後、
アジアツアーからスタートした
ASKAさん2本目のシンフォニックコンサート
『SCENE』では「藤原いくろう」さんと初共演。
それから、
〈ASKA〉×〈シンフォニック〉となれば
いくろうさんがイメージされている。

過去こうした共演とアレンジで、
この曲の世界観をより
オーケストラの生音によって、
ASKAさんの声と歌の願いを、
お客さんの心に
届けやすくなったのではないだろうか。
また、時代の流れも、
その影響を与えている。

コンサート7曲目は、あの曲。

この曲は、元々の人気が高く、
一途にその存在を守り続けていた。

だが、
装いを変えて見ることで、
賛否なんてものは時の流れとともに、
楽曲が存在し続けるのに、
何の意味もないものだと、
自らに示しさらに魅力を得た曲でもある。

オシャレをし続けることを、
歳だからと諦めさえしなければ、
オシャレであり続けるように、
ずっと新しい時代の新しい存在として、
これからもこの曲は
人を引き付けて勇気付けて行くだろう。

そんな世界観を新しいアレンジで
見た気がする。

ここでMCパート3。
名古屋公演にも登場するとは知らなかった、
宝塚少年少女合唱団が、
ASKAさんの呼び声とともにステージに入場。

今年4月の東京文化会館の公演を
会場でご覧になった方や
配信でご覧になった方や
新聞のネット記事から状況を知っている方なら
お馴染みのことが行った。

やっぱりASKAさんは先生らしく子供たちを誘導。

コンサート8曲目は、あの曲。

オーケストラと合唱団の子供たちの歌声は、
会場前方の席なら、
生音でダイレクトに届いていた。

子供たちの歌声が、
とても美しいことに感動し、
子供たちの笑顔の表情にも癒された。
楽しそうでしたね。

名古屋公演は、
生配信の予定は無いものの、
「配信」とASKAさんが口されたのが気になる所。
今後配信の予定が発表されるかも知れないから、
ASKAさんの
シンフォニックコンサートを見たい方は、
チェックしておいた方がいいだろう。

コンサート前半の大きな山場の感動を終えると、
15分の休憩時間となった。

後半の始まりは、
前半と同じ。
一つ違うのは、
ASKAさんと栁澤さんが一緒に登場したこと。

コンサート9曲目は、あの曲。

この曲については、説明が難しい。
とってもシンプルだから、より難しい。
配信や映像化された時の
未来の楽しみとして、
MCで話したことも、
今は控えておく。

コンサート10曲目は、あの曲。

この曲が制作発表された頃の
コンサートではなかった、
ファンのすすり泣く声。

ファンも大人になり、
この曲の歌詞に共感する人が増えたのだろう。

きのうの演奏は、
ASKAバンドからオーケストラへという、
援護をいただく感じになり、
この曲の新しい才能を
魅せてくれたのではないだろうか。

コンサート11曲目は、あの曲。

ASKAさんのバラードの中でも知る人ぞ知る名曲。
だが、
イントロでは混乱する。
歌詞を聴いてやっと「この曲か!」とわかった。

トライアングル、鈴、その他の個性的で
印象に残る楽器の音が、
チャゲアスの初期の大陸的といわれる
壮大な世界観を与えている。

だから、
歌詞とは別に
どこか世界中を旅しているようだった。
世の中にはいろんな恋模様が存在する、
その場面をスライドショーのようにして、
間奏中、頭の中を流れていった。

コンサート12曲目は、あの曲。

この曲はコンサートで歌われるのを
楽しみに待つファンもいる名曲。
オリジナルの姿をそのままに、
オーケストラの生音が、
さらにこの曲の良さ、
ASKAさんの歌声を下支えし、
押し上げてもいた。
この曲の新しい姿を見れたよう。

イントロでは、
涙しかけた自分が思い出される。

コンサート13曲目は、あの曲。

私がもしも、樹木希林さんだったら、
身悶えていただろうな。

そう心の中で希林さんを真似して、
叫んださ。

コンサート14曲目は、あの曲。

何て言ったら良いのだろうか?
ただただこの曲に、
ものすごい思いが込められた歌声の時、
それはそれの感動がある。
だが、
その感動をさらに越えるように、
オーケストラの生音が、
感動の涙を誘うのだ。

詳しくは語れないが、
当たり前の毎日は、
当たり前じゃないんだよと、
伝えてくれている曲だと思っている。

いつかそうなる!
いつかそうなってる!
いつかそうなった!

そんなふうに、
人生の毎日を過ごしていけばいい。

コンサート15曲は、あの曲。

この曲とオーケストラの縁は深い。
この先は皆さんのご想像におまかせする。


さて、以上が、
GET THE CLASSICS
『ASKA Premium Symphonic Concert 2022』
愛知県芸術劇場コンサートホールの
セットリストと感想である。


この名古屋公演を通して、
思ったことがある。

ASKAさんの作品という楽曲が、
オーケストラという多くの人で演奏される
音楽家としての喜びと、
ボーカリストASKAとして、
編曲者(アレンジ)の新たな挑戦状に挑む、
2人のASKAさんが存在しているようでした。

特に挑戦状においては、
これからもシンフォニックコンサートをすれば
たくさん届くと思います。

存分にボーカリストASKAとして、
勝利していってくれると信じています。


大変な長文になりました。
お読みいただきありがとうございます。

ASKAさんのシンフォニックコンサートですら、
公演ごとに曲が変わることもあります。
過去のアジアツアーと
国内ツアーで違いがありましたから。

なので、
どのスタイルのコンサートにも
同じことが言えます。
どの日も同じ日、同じコンサートはありません。

ぜひ、
どれか一つでもいいから、
ASKAさんのコンサートへ、
お越しいただけたら、
ファンとして大変嬉しいです。
ぜひ、
ASKAさんの応援を、
よろしくお願いいたします。

(制作日 2022.8.7(日))

(ニックネーム)
ねね&杏寿
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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ASKAさんの活動情報はこちらへ

ASKAさんのオフィシャルサイト
【Fellows】
https://www.fellows.tokyo


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