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【超ショートショート】(215)~Trinity for Peace to Love~☆ASKA『We Love Music』☆

はじまりは突然!

平和な日常を過ごしていると思っていた人々。
そんな平和ボケの人々が寝静まる深夜、
それは流星のごとく地上に現れた。

彼らは一体何者なのか?

平和ボケの人々は、
この地上の窮地に、
いつ気づくことができるのだろうか?

それは、
痛みをともなって気づくのか?
失ってから気づくのか?
戦いながら気づくのか?

地上に現れた彼らも知らない
ある秘密組織から送り込まれた美女一団。

彼女たちの目的は、
この地上の平和なのか?
この地上の没落なのか?
この地上の救済なのか?

彼らと彼女らの2つの集団を、
この地上に暮らし、
人々の誰よりも敏感に、
この地上の平和を願い、憂い、
命がけの使命感で戦いに挑もうとする
一人の男の手により、
不思議な協力関係を見せる。

なぜその一人の男は、
そんなことをするのか?
男の目的は、
この地上の平和以外、何もなかった。

この地上を守れるものならば、
何でも利用し、
何でも助けを求め、
何がなんでも平和な日常を取り戻す。

それが、
いま日々目の前で奪われていくのを、
身動きの取れないかごの中の鳥のように、
この地上の人々は鳥である自分に
誰もが気づいていない、
いや、気づかないふりを続けている。

この地上の一人の男の悲しみは、
怒りを通り越え、
絶望の沼の奥底に沈んだままの
幸せのかすかな光に照らされ、
地上の人々には沼のいたずらで、
声叫べども、
地上の人々には届かない、響かない、聞こえない。

それでも、
男は声叫びを止めなかった。

いつかは、
男が想いを乗せた声が
地上の人々に届くと信じていた。

なぜなら、
男の信念が人々の良心に届き、
共鳴したときの奇跡を、
何度となく目の当たりにしてきたからである。

男が持つこのクリスタルのように透明な純粋な
信念から来る使命感に、
次第に、彼らと彼女らが虜になり、
自らの目的を忘れ、
この地上の男を助けると決意。

朝、人々が目覚める頃、
男、彼ら、彼女らの一行は、
この地上の平和を守るための旅に出る。

行き先は、
一行も知らない道なき道を歩いて・・・

(制作日 2022.1.4(火))
※この物語はフィクションです。

※タイトル
『Trinity for Peace to Love』
訳/愛する平和のための三位一体

(ニックネーム)
ねね&杏寿
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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書いてから思い付いた曲
ASKA
『We Love Music』
作詞作曲編曲 ASKA
☆収録アルバム
ASKA
『Breath of Bless』
(2020.3.20発売)

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