私、すごいやん⁉️阪神高速走りました!(笑)
生まれも育ちも大阪で、大学に入って京都に通うまで日本全国大阪だと感覚的には思っていた私が、あまり必要性を感じなくて、運転免許を取ったのは、嫁に来てから10年ほど経った頃のことだった。
近場しか走らず、せいぜい子どもたちの習い事のためだったのが、仕事のために、ちょっとずつ長く走ることができるようになり、父の闘病に絡んで、初めて夜を徹して6時間掛けて大阪まで走ったときは必死だった。
それが今回は、昼間の阪神高速に乗る羽目になり、私は初阪神高速をなんとか乗り切った。
今日は、梅田から天王寺まで行くのに、なんとか高速を回避したら(料金を節約したかっただけで、間違っても怖かったからではありません❗️(笑))、なんと7車線の道路を右行き左行き、なんとか乗り切ることができた。
ナビは私に右行け、まっすぐ何キロ行け、次の信号を左などと、あれこれ指示する。
右行ったかと思うと次は右。
チョロチョロとあちこち行く。
ありがたいことに誰も迷惑そうにしないで、本当に親切である。
呆れたことには、ガソリンを給油した後、給油キャップを閉め忘れたことを教えてくれるタクシードライバーさんまでいらした。
そして、小さい頃にピアノの発表会で出場した辺りで、母が若い頃勤めた会社のある場所、昔生徒たちを引率して歩いた馴染みの場所や友人たちと歩いた通りの名前が出てくる、出てくる。
いつもはせいぜい地下鉄だったけど、実際に車でその通りを見ながら街並みを感じたのは初めてだった。
私、偉ない?こんな道走って・・・。
自画自賛することしきり。
あの世から、
まゆみが車で大阪の街走ってるわ!
とおじいちゃん、おばあちゃんや父や叔父が、おもしろそうに笑って見ているのを感じる。
わても連れて行ってほしかったわあ。まゆみちゃん。
とおばあちゃんの声が聞こえてくるようだった。
大阪の北部で育ったので、幼少期の市内を連れ歩かれていた頃の思い出とはまた違う思いもありながら、ああ、大阪やなあ、と何故か本当に嬉しかった。
もしもサポートしていただけましたら、そのお金は文章を書いて人の役に立つための経験に使います。よろしくお願いいたします。この文章はサポートについて何も知らなかった私に、知らないうちにサポートしてくださった方のおかげで書いています。