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いいかい,就活が悪いんじゃなくて自分が悪かったんだ。


こんにちは。最近私の中ではホットな話題,就活を,頭から廃れないうちに書きたいと思います。


この記事は読んでためになるかもしれないし,ならないかもしれないけど,こんな人もいるんだくらいに思ってもらえればいいかなと思います。


就活はいいものだ

始めにみんなが圧倒的にうつ状態で始まる「就活」は思ったよりいいものだ、と私は思う。「いやそれは就活が上手くいったからそう言えるのだ」と大半の人は言うだろう。きっとそうだろう。私は今のところ,就活をやり直したいと思ったことはない。だがそれは,自分の今後の人生を決める分岐点だと認識し,時間をある程度割いたからである。いわば必然なのだ。

この指摘を例えるなら,テストを2週間も前から勉強するやつに対し,「テストが上手くいったから,テストについて語れるのだ」と言っていることと同義だろう。テストの本質を話していたかもしれない相手に,少し幼稚な指摘だと気づかないか。

同じように多数の就活生は就活の本質から遠ざかった議論になってしまう。さて,こうならないためにもちゃんと「就活はいいものだ」と気づけるようになってほしい。いい理由はいくつかあると思うが,ずばりこれ。

「就活は自分の将来をじっくり考える機会でありながら,多方面から自分についてのフィードバックをもらうことで,自身がどんな人間なのか客観的に分析することができる素晴らしい機会」であるから。

私はマグロのように大学院を決めたから(本当はよくないけど),就活は自分将来について初めてちゃんと考えた機会だった。自分が自分の人生にどれだけ無責任に進路を決めていたかに気づいたのが,修士1年の夏だった。

これが,就活が上手くいった秘訣でもあると思う。

思ったより手探りな自己分析

自己分析といわれても「何?性格診断?」みたいなところがたくさんあるだろう。いや,もはやこれ怒っていいことなんですけど,使ってほしいがために性格診断を載せて「まずは自己分析から始めよう」っていうサイトはけしからんです。まず初めは,自己分析とは何か。何のために自己分析をするのかを明確にしなければならない。

①自己分析の過程のうち一つが性格診断に過ぎない。

私も最初,「行きたい企業がわかる性格診断」なんてのに引っかかって,自分の性格をしらべた。私の場合はこれだ

「明るい」「承認欲求が強い」「リーダーシップに長ける」・・・・等

今考えてみれば悲惨な性格診断だ。「明るい」なんてどんな企業でもマッチしなければならないし,「承認欲求」なんて,人類みな持っているだろう。

然し,いくつか性格診断をしたことで,なんとなく自分が浮き彫りになっていく。なるほど,私はMBTIだったらESFPって感じね。明るい陽気なやつで,縁の下の力持ち,というよりは目立ってリーダーするタイプ。

 ここからが問題だ。就職活動に性格診断がどう使えるか。この両者を結ぶのは過去の経験だ。その性格に沿ったイベントが必ず人生の中で転がっている。もし,その経験が自身の性格を存分に全面に出しながら,周りに貢献したものであれば,実際に仕事に就いたときにやりがいを感じる環境に近しいことが多いのが事実であると思う。つまり,性格診断をもとに引き出される過去の経験をひっくるめた自己分析こそが,自分の就職先を決める手助け程度にはなるだろう,って感じだ。ちょっと走り書きなので,あとで編集するかも。

②自己分析は会社を決める一つの手であって,仕事を知る機会を設ける必要がある。

修士1年の私は必死に自己分析と自信が働きたい仕事を照合するが,途中で違和感を感じることになる。この自己分析は自分が働きたい業種や職種選びに役に立たない,最後出そろった企業を選ぶポイントでしかないのでは,という点だ。そう。結局やりたいコトは過去の経験からではなく,「仕事をお勉強して,知ることがスタート」ということだ。今思えば,私はこれに気づかずサマーインターンを終えてしまっていて,メーカーに就職したものの,もっと広く広く業界を見ればよかったとデべの子と話すと思うことがある。もし就活をやり直すなら,この時ぐらいだ。

そう。つまり「業界と職種への理解」を深めること他ならない。最初から,研究行きたいです!研究好き!みたいな大学院生は職種と自分の専門が決まっているので,狭い範囲の業界研究だけで,時間を割かないことが多いが,大抵研究職以外に揺れるのでみんな困る。その時に必要なのは業界研究や,「え、これ面白そう!」という単純な仕事への興味であると私は思う。

③おまけ,来年の私ならこうするかな。

私がきれいな就活の流れでやりたかったけどまあ気づいたのは冬だったので,やっていなかったこと↓

ノートに世の中にはどんな仕事があるのかをバーッと書く。(体系化する必要なし)興味が無さそうなところは書くのは面倒なので飛ばされるだろう。そして、体は有限なのである程度(それぞれのキャパシティに応じて、私の場合は研究との兼ね合いで5箇所くらいになってしまうかも)に絞る。四季報等の本やワンキャリアを参考に。業界動向をもとに絞れる場合はさらに絞るのがいい。

大体大まかにサマーインターンにそれぞれの業界に2社くらい,自分の就活実力と照らし合わせて応募。(実力はそうだな,なんとなくわかりそうなものだけど,その業界の企業を志す人のESとかをワンキャリアで見て,察するとかかな。リアルだね笑)あとは,メーカーでもマーケや研究開発等あるので,職種も分けるとなおいいが,無理だった場合は冬に回すという」手段もある。冬にインターンやってるかは去年のスケジュールで分かるかと。

ご縁のあった会社に行く,で,インターンに参加して「仕事が楽しかったか、社員の雰囲気はどうか」みたいな視点で考える。未来の同期で選ぶのは多分不適当。結構会社に行ってみたら雰囲気違ったなーとかあるから、実際に訪れることの大事さよ。

本選考や冬のインターン等その業界をひたすらに受けまくる

という感じかな。

割と大学院生によらず幅広く学生に使えるのではと思うので,私ができなかったのでやってほしいと思うところではあるよね…。


ディープなセカンドキャリアの概念

これについては後日追記になるかな‥‥

ざっくり言うと,「どんなキャリアを歩みたいか」という考えの大事さと,人生を”かけた”就活ではないコトを考えようという機会にしようかと。


以上です。

読んでいただいてありがたい。







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