ママの自己肯定感の高め方は難しい。温かい言葉で、育休中のモヤモヤ期を乗り越えた話。
あけましておめでとうございます🎍
昨年末に書きたかった振り返りnoteを熟成してしまったので、今年の抱負?も含めて書きたいと思います。
穏やかな一年で終えるはずが、モヤモヤ期へ突入
昨年12ヶ月の心の浮き沈みを折線グラフで表すとするならば、12月が一番落ち込んでいた。
年始から産休で穏やかな日々を過ごし、出産後は我が子が愛おしくて自然とがんばれてしまう日々。
特に浮き沈みはなく、平均より上のラインを緩やかに推移していた。
10月から、残り半年の育休を有意義に過ごそうと、Webデザインやライティングの勉強を始めた。
久々の学び直しは楽しく、さらに気持ちがアップする。
沈みようがないはずなのに、気づけばモヤモヤ期に突入していた。
まず9ヶ月になった娘。ハイハイとつかまり立ちが始まり、まったく目が離せなくなった。
成長は嬉しいが、とにかく自分の時間がない!泣
お昼寝の時間が減り、寝たとしても添い寝しないと寝てくれない。
これまでは娘が寝た後がフリータイムだったが、夜泣きが始まり不定期に呼び出される。
家事も進まなければ一息つく時間も激減し、ましてや10月から始めた勉強なんてできるわけがない、
10月時点では娘の昼寝時間と夜の寝た後をやりくりすれば勉強できたのだが、2か月でこんなに生活リズムが変わるなんて、赤ん坊の成長はすさまじい。
育休中に学び直しがしたいと思い一念発起したにも関わらず、思っていたように進められない自分に腹が立っていた。
モヤモヤを解消すべく動くも、、、
誰かに話せばモヤモヤも晴れるのではと、児童館に行くも、知り合って間もないママ友や保健士さんに深刻な相談をする勇気はでなかった。
ならばと買い物で発散しようとしたが、ほしいものが見つからない。
ショッピングモールを一周してみたものの、結局100均に立ち寄って娘の知育玩具を買って帰り、不完全燃焼に終わった。
産前に続けていたランニングを再開してリフレッシュしようとしたが、10分ほど走ると膝が痛くなり断念。
産後の身体の衰えを実感する。
夫にさりげなく辛さをアピールしてみるものの、イマイチ深刻さを理解してもらえない。
粘り強く伝える元気もなく、諦める。
どうやって打開しよう。
毎週のように食器を割って、モノを落として、注意散漫になっていた。
娘に向ける顔も、果たしてうまく笑えているのか、自信がなくなっていた。
一人になると、自然と涙が止まらなくなった。
じわじわと効く看護師さんの言葉
解決策が見えない中、どん底の私を救ってくれたのは、ふと訪れた皮膚科の看護師さんだった。
妊娠中から気になり始めたシミを治療するために通い始めた皮膚科。
担当してくれたのは、どちらかというと母に近い歳の看護師さん。
第一印象から懐の深さがあふれ出てくる人だった。
「そっかぁ、子育てがんばってるんだねー」
シミの治療に至ったきっかけを話していると、自然と育児の話に。
レーザーの痛みを紛らわせようと、ぽつぽつと、今の悩みを取り止めもなく話し続けた。
目まぐるしく働いていた仕事の第一線から離れて、浮き沈みのない穏やかな一年を過ごしていたこと。
周りに置いていかれるのが不安で、育児の合間に新しいスキルを学び始めたこと。
自分の居場所が残されていると思えるうちに職場復帰したいこと。
知識を必死にアップデートしたいのに娘が成長して思うように進められず、焦っていること。
「そっかぁ、お仕事すごくがんばってたんだねぇ」
看護師さんがふと返してくれた、この言葉。
その場では、「そうですかねぇ」と流していたが、帰り道、お風呂の中、ベッドの中、頭から離れなかった。
「がんばってたんだねぇ」という言葉が、じわじわと沁みてくる。
そっか。私は頑張っていたのか。
そのことを誰かに認めてもらいたかったのか。
ママって自己肯定感を高めるのがむずかしい
仕事をしていたときは、目標があってやるべきことがあって、それに向かってがんばれば、お客さんや同僚から評価され、感謝してもらえた。
大変だったけれど、必要としてもらえていることを実感できた。
だが育休を取ってみて思ったのは、育児家事は目標も立てにくければ、やりがいを見出しづらい。
毎日一生懸命やっているのに、できるのが当たり前のように思われて、なかなか評価してもらえない気がする。
仕事中心で生きてきた身からすると、家事育児だけの生活だと、うまく自己肯定感を高めることができていなかったんだと思う。
看護師さんに「お仕事がんばってたんだねぇ」と言われたことで、仕事を頑張っていた自分を認めてもらえたことが嬉しいんだと気づけた。
目標や成果の見えにくい家事育児でも、頑張っている自分を認めて、自分なりに受け入れてあげればいいじゃないか、と思えるようになった。
そこから、私のメンタルは徐々に回復しつつある。
心の中にあった氷の固まりが徐々に溶けて、循環し始めたかんじ。
育休中のマイルール
心のバランスを保てるように、私なりにルールを設けた。
娘と毎日楽しく過ごすことを最優先する。
2人の子どもをもつ、その看護師さんに言われたもうひとつの大事なことば。
「キャリアチェンジはいつでもできる。
でも子どもに手をかけられるのはだいたい小学生くらいまで。」
産院からも助産師さんからも何度も言われてたけれど、正直ピンときていなかった。
でも、やっとそのことばの意味を消化できた気がする。
まずは娘に200%の愛情を注ごう。
家事はがんばりすぎない、できた自分をほめる。
自分が家事を完ぺきにできないタイプだとわかった。
なので家事はがんばりすぎず、ラクして時間と心の余裕をつくる。
その分、娘との時間と自分時間に充てて、心の平穏を保つ。
合間の勉強はプラスアルファの余力でやる、
have toではなく、want toの勉強をする。
いつのまにか、want toで始めた学び直しがhave toになって重荷になっていた。
have to になるくらいならやらなくていい。
勉強は育休を有意義に過ごすため、という目的を改めて頭にたたき込んでおく。
noteもhave toにせず、書きたいことを好きなときに書いていきたいとおもいます。
今年もどうぞよろしくお願いします^^
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