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わたしたちのロゴマークについてのお話

はじめまして。himaraya designと申します。
2020年2月に東京から新潟に拠点を移しまして、
グラフィックデザインなどの仕事をしています。

このnoteではわたしたちがどんなふうに考えながらデザインをしているのか、そんなお話をする場にしようと思っています。

第1回目はわたしたち、himaraya designの名前の由来やロゴマークについてお話ししたいと思います。


名前の由来について

ヒマラヤデザインという名前はお察しの方もいるかもしれませんが、平山という名字からとりました。最初に2人で名前を決めるときに、単純明快、平山デザインでもいいか、という話にもなったのですが、ヒラヤマ→ヒマラヤというほんのちょっとの文字の並び替えで、平たい山が世界一高い山になる、という言葉遊びのおもしろさがまずは第1の決め手になりました。

理由はもう2つほどあります。
わたしたちのWEBサイトではデザインを登山する時の装備品、とお話ししています。身につけた装備が登山者を助けるように、わたしたちの提案したデザインが長く使われ、手になじみ、愛され続けて、そのひとを強くしていくような。そんなデザインを作りたいという思いと、もう1つ。
デザインを考える時の過程が、山の色々な表情を発見することに似ていると思ったからです。見る場所を変えれば、別な表情を発見できるように、気づかれていなかった新たな表情を見つけ出す、すでに発見されている見慣れた景色を別の方法でよりよく見せる。そうやって観察し、見つけて、デザインを作っていく。わたしたちがやらなければいけないことを常に意識していくためにもこの名前を選びました。

ヒマラヤ、なんて世界一の山脈の名前をいただいてしまったからには、わたしたちはこれで良いのか、よりよくできているのか、いつも緊張感を持ちながらデザインという仕事をやっていきたいと思っています。


ロゴマークのかたちについて

ヒマラヤ山脈はエベレストを含むたくさんの山が集合した山脈です。
ヒマラヤデザインのマークも三角形の集合で作られています。

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外側の一番大きな三角形をベースに、それを縮小させた4つの三角形で構成しています。それだけではマークとしての個性が弱いので、himarayaの〈h〉とdesignの〈d〉を山の中に隠しました。

造形としての説明はこんな感じでごく単純なものですが、規則性を持たせる、揃える、というようなことは作る時のベースとしてまずは最初に考えています。とはいえ、揃っていない(意図的に揃えない)ということもあります。それはまた別の機会にお話しできればと思っています。

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