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クリスマスの美術館・グランマモーゼス展(2022年やりたいこと)

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クリスマス当日、世田谷美術館で開催されているグランマ・モーゼス展に行ってきました。

昔美術館でアルバイトをしてたことがあるのですが、クリスマスの朝に美術鑑賞する方々を観てなんだか素敵だなあと感じたことがあるのです。

自分もあのクリスマスの神聖な空気の中、美術館という空間で時間を過ごしてみたい、と。


思い立ち前日に予約を。


とまあ、想像を超えてとても良い展示でした。。101歳まで生きた彼女が記憶を頼りに昔の生活をキャンバスに描き起こしていることを考えるだけでも何だか胸が熱くなりますが、彼女が描いた古き良きアメリカの姿には現代では失われてしまった慣習や知恵がぎっしりと潜んでいるのです。

昔は何から何まで手作りしていた。例えば石鹸やサトウカエデからメープルシロップや砂糖を作り出していたり。。とにかく自給自足、そして働くということが生活=生きることに直結しているのです。


彼女が残した言葉でとても印象深いものがありました。


仕事とは仲間意識を育む喜ばしい機会


ああ、そうだよなあ。。となんだか胸に沁み入るような感触を得ました。

最近友人と仕事について話していたのですが、私は仕事というものに対して結構なほどネガティブなイメージが付きまとっていたんですよね。

仕事=しっかりやらなきゃ、お金のため、大変、やらなければならない。。etc


もちろんグランマが話すように一緒に働いている人々と協働する喜び、というのもあるという事は知っている(つもり)、けどどうしてもネガティブイメージが先行してしまうのが拭い去れないのでした(この訳は掘り出すとキリがないのですが、また別のお話。。)

でも、これによって払拭されたような気がします。私は何を恐れていたんだい?という気持ちになったのと、私は生活=仕事という事がしたいのだなあと再確認しました。つまり空気を吸うように仕事をする、変に気負う事はない、好きなことに夢中になっていたら経済も生活も回っていた。

まずは気づいたからここから徐々に意識を根付かせ定着させて、少しずつ助走を始めるだけだ。


グランマへ、素敵なクリスマスプレゼントをどうもありがとう。
Dear Ms. Anna Mary Robertson Moses, Thank you for giving a fantastic Christmas gift to me. It would be a forgettable event that your picture and wisdom inspired me. Merry Christmas!!!xxx


その後はきっと自分にとってとても大きな影響を与えた街へ移り、落ち着く喫茶店で吉本ばななさんの新刊を読みました。

うん、今年のクリスマスは自分を労い尽くしたぞ。。

こんなことは人生で初めての経験かもしれない。クリスマスといえばサービス業についていたのでいつも仕事だった。だからこういう時間の使い方をしたのは初めてだったかもしれません。

それにしても、その時間を提供してくださった方々がいることを忘れないようにしたいです。本当にありがとうございます。


2022やりたいことリスト、グランマ・モーゼス展を観にいくもその一つでした。というか2021にやってんじゃん!って感じなんですけどね😂でも良かった、観に行きたいと感じた直感は間違っていなかったんだなー


うん、本当労い尽くしたからか明日への気力と活力が湧いてくるのを感じました。というか自分の感覚を信じられるようになってきた、とでもいうのだろうか。

図書館であれこれ調べようと思って本を観てみるも何故だか自分に入ってこない。いや、まずは自分で考えよう、全て忘れているだけだから、本当は自分は全部知っているから、という感じ。


完全復活までもう少し時間はかかるような気がしますが、何かを掴めたようなそんなクリスマスでした。





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