朝のひかり、空気が澄み上がっている時刻

今朝、いつもより早く眼が覚めた。早く起きたら公園に散歩しに行きたいと考えていたので身支度を整えてウォーキングをしてきました。

最近、朝起きたらベランダに出て今日が始まろうとしている空気を味わうのが好きです。(早い時間限定)周りがまだ少し、しん、としていて動きが少なく空気が一番澄み上がっていると思う。この夜がずっと続けば良いのに、なんて考えていた半年前の廃人の私からしたらかなりの快挙です(爆)

しかし、本当に朝早くから働きに出ている人がいっぱいいる。みんながこれから自分の持ち場に行ってやることやってまた家に戻る、それぞれの一日があるんだな、という事を考えると自分もやるべき事を今日もやろう、と思う。

前述したとおり、東京は朝からたくさんの人達が動いていて埃もばんばん舞い上がっていて道路沿いの植物も正直元気とは言い難いと思うのだけど、たまに(特に早朝)すごくきれいに見える事がある。

どのアルバムだったか忘れてしまって恐縮なのですが、swing out sisterのコリーン・ドリューリーがどれかの曲の解説で「いつもは汚いロンドンの街がすごくきれいにみえたの!」と言っていた。多分それと似たような感覚なのかもしれない。

海外と比較すると東京は極めてきれいな首都だと思うけれど、空気はお世辞にもきれいとは言えないし、人は多いしうんざりすることもいっぱいある。けれど、そのうんざりのなかにきらっと光るものが紛れている。

どんなきれいな流行の服が施されているショーウインドウよりも、豪華なシャンデリアよりも、うんざりのなかのきらっと光るもの、の方が結構心に残っている事が多い気がする。そしてそんな中の人々の営みがなによりもいとおしく、大事なものに思える。

今日もいちにち宜しくお願いします。

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