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デリダを読んでいく③~ルソーvsデリダ『グラマトロジーについて』
ジャック・デリダとその関連本を読んでいく第三回は『グラマトロジーについて』である。
「グラマトロジー」とは文字学というような意味であるようだ。
デリダは、ソシュール、レヴィ・ストロース、ルソー等の読解を通じて西洋哲学に深く刻み込まれている「音声中心主義」を見つつ「現前の形而上学」について批判的に検討していく…訳だが、デリダらしく(?)その内部に深く潜り込んでいきその限界点を抉り出すような検討の仕方