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教員採用試験を終えて

ようやく怒涛の2週間が終わった。

終わったと言っても一段落ついたという感じなのだが、この2週間のうちに私立の教員採用試験を2つ受けてきた。

1校は昨日筆記試験

もう1校は最終選考の模擬授業と面接

が終わり今は両方とも結果待ちの段階だ。

私立の教採といっても公立のように対策本があるわけでもなく、過去問がネット上にあるわけでもない。この対策で良いのか不安を抱えたまま受けた。なんというか、学校の定期試験以上に運要素満載の試験だった。

私はどう対策しようか悩んだ挙げ句、漫然と対策して試験を受けてしまった。教職教養に関しては公立の教採向けに時事通信社が出している『教職教養の要点理解』という参考書を読み、『教職教養の演習問題』という問題集をひたすら解いていただけだし、専門教科に関しても予備校生時代の授業プリントがあったので、4年前の記憶をひたすら思い出す作業をしていただけだった。さらに小論文もあったが傾向が全く想定できないので、特にこれといった対策はしなかった。こんな勉強方法で1ヶ月近くダラダラ勉強していた。

まぁそんな雑な勉強方法でも1校はなんとか最終選考までたどりつけた。そこは私の地元の、畑地に囲まれたのどかなところにある学校だった。最終選考の面接では理事長と面談した。理事長はいかにも”首領”といった雰囲気を醸し出していたが、話をするとやっぱり教育者なんだなーって感じた。模擬授業は6人のオジサンの前で披露したのだが、経験を積めば良くなるという良いのか悪いのか分からない評価をもらった。そして自家用車で来たのにも関わらず、交通費がもらえたw

私は今の所2校しか受けていないが、筆記試験に関しては専門教科の勉強と教職教養の勉強を4:1くらいの割合でやれば、なんとかなるのかなと思う。小論文もそれほど重いテーマを与えられることもないし、制限時間も30分ほどなのでそれほど重要性は高くないのかなという印象だった。やはり筆記は絶対に取れないとダメなのだろう。あとの模擬授業や面接に関しては授業や就活で鍛える機会があるし、不安であれば教職の先生などに見てもらうのも手かもしれない。

まぁこうやって余裕を持って考えることができたのも、3月中に民間企業から内定をもらっていたからなのかもしれないと思う。

ようやく2、3月にシンドい思いをしておいて良かったなと少しポジティブに捉えることができるようになった。





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