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4800万画素の実力は如何に⁉️純正アプリでiPhone14 Proのカメラ性能を確かめてみた!【後編】

📸まえがき

皆さんご機嫌よう☺️。

前回はiPhone14 Pro(以下本機)の特徴や使用感(記事リンク)について書きました。

今回は、予告通りカメラ性能にフォーカスしてお届けいたします。

いつもは有料アプリ「ProCamera」や「Halide MkⅡ」「Pro Camera by Moment」「CAMERA 0(ゼロ)」を使い分けておりますが、今回は全て純正アプリ、カメラにおまかせで撮影しました。

カメラについてはまるで詳しくないのですが😅、本機の購入を検討する上での参考になりましたら幸いです。

~今回の流れ~

📸各モードについて解説
 →各モードに対する印象・使い所も!

📸色んな場所で撮影してみた!
 →1200万画素と4800万画素との比較も!

📸まとめ

📸各モードについて解説

こちらでは純正アプリの各モードと、感じた印象、使い所などを解説していきます。

📸写真モード

🤔感じた印象

流石のProモデル、無印(mini含む)モデルより出来る事が多いな、という印象。

望遠カメラが使用できるため、倍率ボタンに「3」があるし、被写体を接写しようとするとチューリップマークが出現し、自動的にマクロモードに切り替わります。

ただ、マクロモードに切り替わる時は若干不自然さを感じますね。不自然だなと思った場合はチューリップマークをタップすればモードをOFFにする事が可能です。

「設定」→「Apple ProRAW」をONにすると画面上にRAWマークが出現して、4800万画素で写真撮影する事が可能になります(標準広角カメラのみ)。

また、コントラスト(写真の色味)を変更する事もでき、数パターンの中から自分好みのコントラストを選ぶ事も出来ます。
📸使い所

どんな局面でも使えます。

純正アプリだけで割と色々な事が出来るので、ある意味有料アプリは要らないのかもしれません🤔。

📸ビデオモード

🤔感じた印象

無印や先代モデルと違うのは、アクションモード(画像の撮影時間表示の隣りにあるマーク)の存在でしょうか。

アクションモードとは4K画像の中の2.8K部分を使用する事によってブレを抑えるモードで、走りながらの撮影でもブレを感じさせない映像を撮ることが出来ます。

しかし、モードを使用すると映像クオリティは2.8Kになってしまうので、4Kでかつブレのない映像を撮りたい場合は、引き続きジンバルを使用する必要性があると感じました。
📸使い所

どんな局面でも。

📸タイムラプス

🤔感じた印象

通常の写真モードと同じく広角・超広角・望遠カメラが使用でき、ほとんど同じ感覚で使用する事ができると感じました。
📸使い所

あらゆるモノの製作動画に。

マクロ撮影も可能ですので、小さなモノの製作動画などにも使えます。

📸ポートレートモード

筆者の地元帯広の繁華街にて、純正アプリのポートレートモードで撮影。撮って出し。
🤔感じた印象

クセはあるものの、Proモデルでは3倍まで使用する事ができるので、無印のポートレートモードより撮影の自由度が高い印象。

ただ、被写体を2.5メートル以内に納めなければいけないし、近づきすぎるとiPhoneから「離れて下さい」というメッセージが出るので、まだまだ使いづらいなぁと言った感じ。
📸使い所

相変わらず花や植物(毛量の多い動物なども苦手かも)の撮影は苦手のようで、花ビラの輪郭などボケて欲しくない所がボケてしまう場合が多いので、人やモノの撮影に限定するのが良さそう。

また、撮影後に写真アプリで被写界深度の編集が出来ますが、焦点の調整が出来ないため、(ProCameraやFocosなどの)有料アプリに比べ編集の自由度は低いです。

無料アプリなので致し方なし。

📸シネマティックモード

🤔感じた印象

ビデオモードとポートレートモードが融合したような感じのモード。iPhone13から搭載されたモードで、気軽に映画チックな映像が撮れるちょっとスゴいヤツ。

被写界深度の調整ができるので、通常のビデオモードよりボケ感のある映像で撮影ができます。

使用した事がないモードなので、先代からどの程度進歩したのかは分かりません💦。申し訳ない💦。
📸使い所

Vlogなどに使えそう。映像の知識がある人なら、このモードだけでスゴい作品が製作できそう。

📸パノラマモード

🤔感じた印象

広角・超広角・望遠(0.5倍、1倍、2倍、3倍)が使用でき、無印より撮影の自由度が高い印象。無印は広角・超広角(0.5倍、1倍)止まりなので、これは嬉しい。
📸使い所

風景写真に。ただしキレイなパノラマ写真にしたければ三脚は必須。

⏬ちなみに、筆者が使用している三脚。安物です。


📸スローモード

🤔感じた印象

望遠カメラが使える以外、できる事は無印と同じ。映像クオリティは1080p HD止まりで、fpsは120と240から選択可能。

カメラのセンサーサイズが大型化したので、先代や無印よりちょっとキレイに撮れる、と言った感じ。
📸使い所

被写体の動きが速い場合などに。三脚は必須かも。

📸色んな場所で撮影してみた!

こちらでは、昼間や夜間など様々な時間、場所で撮影した写真をもとに、本機のカメラはどんなものかをご紹介。

また、1200万画素と4800万画素の比較写真もこちらでご紹介いたします。

☀️昼間

昼間は筆者のいつもの散歩ルートにて撮影しました。

📸広角カメラ

帯広百年記念館を撮影📸。真冬ゆえ、本機がどれほど鮮やかに撮影できるかの指標が見つからず、白か茶色い写真ばかりになってしまった💦。
全体的にクッキリハッキリ写る印象。暗くなり始めているのに、木々が黒潰れしてないのはすごいですね👀。
木々の枝のきめ細やかさもしっかり表現されています。
ポートレートモードで撮影📸。植物でもこれくらいの木だと、ボケ感がおかしくならず大丈夫みたい。キノコ生えてる🍄。
おびひろ氷まつりの氷の滑り台の残骸をポートレートで撮影。氷もイけるな🤔。

📸超広角カメラ

超広角のマクロモードで撮影。かなり寄ったのですが、問題なくピントが合います。
松ぼっくり。これもマクロモード。
ちなみに、比較として広角カメラで撮ったもの。先程の写真よりも寄っていないのにピントが合ってません(仕方ありませんけど)。
広角では収まりきらない被写体でも、超広角なら大丈夫。画質よりも画角なら間違いなく超広角です。

📸望遠カメラ

画質劣化なく3倍ズーム出来るのはとても嬉しい。撮影の自由度が広がりました☺️。若干圧縮効果が出ているのか、iPhone12 miniで撮影した時より坂道感が出てます。
ちなみにこちらはiPhone12 miniで同じところから撮影したもの。全然ちがいますね。
今度は同じところから広角1倍。
広角クロップズーム2倍。
望遠3倍。運動会でお子様の写真や動画を撮る時などに活躍しそうです☺️。

🌃夜間

夜間は帯広市中心部付近の繁華街で撮影しました。

📸広角(標準)カメラ

広角で撮って出し。
暗い所でもノイズが少ない印象。スマホは暗所が苦手なのも過去の話…なのかも。
ポートレートモード(広角)で撮影。被写体の輪郭が単純なモノ、かつ2.5メートル以内ならイイ感じにボケ感が出ます。
コレはポートレートモードが苦手とする花の写真。あんまり上手くボケ感が出ず、花びらの輪郭等ボケて欲しくない所がボケてしまう。おびひろ氷まつりで撮影したもの。

📸超広角カメラ

超広角で撮って出し。帯広駅付近のオブジェを撮影。超広角は広角に比べセンサーサイズが小さいため、厳しい目で見ると画質は劣るが、この程度なら問題ない。
しかし、本機の各レンズともに言える事ですが、特に超広角はレンズフレアが悪目立ちする傾向にあります。
強い光があると発生しやすいみたいです。上手く活用する事が出来れば、ブルーモルフィックやゴールドモルフィックフィルターを用いらなくともエモーショナルな写真が撮れるかも。

📸望遠カメラ

こちらは望遠で撮って出し。ノイズが少なくキレイ。本機の望遠+望遠タイプの外部レンズで撮影すれば、圧縮効果を効かせた写真を撮ることもできそう。
ただ、望遠はブレやすいので、しっかり撮影したければ三脚は必須だと感じました。

📸1200万画素と4800万画素の違いを比較

まずは1200万画素から。
そしてこちらがApple ProRAWモードONの4800万画素の写真。一見何の違いもないように見えますが…。
拡大すると全然違いますね。
明らかに4800万画素の方がノイズが少なく、クッキリハッキリしています。Apple ProRAWは容量を食うので多用はできませんが、風景写真をキレイに撮りたい場合などに大活躍しそうなモードですね。

📸まとめ

✅広角(標準)カメラはセンサーサイズアップの関係で、昼間・夜間問わず明るくノイズの少ない写真が撮れる。

✅超広角・望遠も広角程ではないがキレイに撮れる。

✅しかし、何れのレンズもレンズフレアが酷くなる局面があるので、注意!本機の特性を理解しながら撮影する必要性がある。

✅ポートレートモードは人・モノの撮影には使えるが、花や植物との相性は相変わらず悪いので、用途がどうしても限定的になってしまう。あと、純正のポートレートモードでは本機の100%の実力は発揮できない。ProCameraやFocosなどの有料アプリの導入は必須か。

センサーサイズアップの影響で、本機はかなりキレイな写真を撮ることが出来ます。

特に4800万画素の威力は凄まじく、上手く活用出来ればスゴい写真が撮れちゃいそうなので、筆者はワクワクしながら色々撮ってます。

一眼レフやミラーレスをお持ちの方は、「サブ機」として本機を持つ事を検討してみても良いのでは?と感じるほどポテンシャルは高いです。

逆になんとか改善した方がいいんじゃないかな?と感じた点は、レンズフレアですね。

先程も述べた通り、上手く活用すれば特殊なフィルターを介せずともエモーショナルな写真が撮れそうですけど、邪魔に感じる人も少なくないはずです。

そもそもスマホのカメラって、特に撮影者が何も弄らなくても「イイ感じ」の写真をパッと撮れる所に魅力がありますから。独特のクセがあると、ちょっとね…。

前回の記事の「買いか❓ステイか❓」の項目(記事リンク)でも書きましたが、このカメラ性能に魅力を感じる事ができるかが、本機の購入する上での基準になってくると思います。


📸あとがき

如何でしたでしょうか?

今回はiPhone14 Proのレビュー、後編でした。間が開いてしまいすみませんでした💦。

まだまだ本機のポテンシャルをフルに活かしきれていない筆者、今年も夏の平原まつりや秋の菊まつり等、様々な写真を撮って腕を磨いていくつもりです。

また、iPhone用のカメラアクセサリー等も豊富にあるようですので、いずれそれらのご紹介もできたら、と考えております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺️。

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう☺️。


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