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原点回帰。AppleのEarPodsᖰᖳとの思い出と、イイ所 3つ【レビュー?】

ᖰᖳ EarPodsとの思い出

EarPods。

少し前まで、iPhoneと一緒に付いてきたアイツ。

ずっとiPhoneと仲良しこよしだったけど、「サステナビリティ」と言う避けられない時代の波に阻まれ、別居生活を送らざるを得ない状況になってしまったアイツ。

最近ふと、何故だかEarPodsの事を思い出しました。

思えば、色んな音楽をEarPodsで聴いたものです。筆者が最初に購入したiPhoneはSE第一世代で、EarPodsも当然付属しておりました。イヤホンジャックがまだあった頃のiPhoneですね。

iPhone SE(第一世代)を引っ張り出してきて撮影。色んな思い出が詰まっているので、大事にとってある。

iPhone SE使用当時は、主に仕事面でいい思い出がなく、辛い時期でした。

その辛い時期を乗り切れたのも、筆者のラフな使い方に耐えられるEarPodsがあったからこそなのでした。…言い過ぎか😅?

今回は、そんな苦楽を共にしたEarPods君のイイ所を3つ、ご紹介いたします。

iPhoneユーザーならほぼ全員どういうモノか知っている製品なので、いつものレビュー記事とは違ったテイストでお送りします。

~今回の流れ~

ᖰᖳ 頑丈ゆえに『寝ホン』もOK

ᖰᖳ 意外とイイ音質

ᖰᖳ 敢えてポタアン経由で聴いてみる

ᖰᖳ 頑丈ゆえに「寝ホン」もOK

SHIFTCAM製の外付けマクロレンズで撮影。通常だとここまで寄って撮影出来ないため。
外付けマクロレンズも大分使いこなせるようになってきた。

ご覧の通り、EarPodsはカナル型とオープンイヤー型の間をとったような特殊な形状。

また、イヤホン部は全面がプラスチックで覆われているために、壊れにくく頑丈です。

(ケーブルが細いので、壊れる場合はケーブルからのケースがほとんど)

ゆえに寝ながら音楽を聴く「寝ホン」も問題なくできます。

耳の形状は人それぞれなので断言はできませんが、一晩寝ても耳から抜け落ちにくい形状なのも良い感じ。

EarPodsは他のApple製イヤホン・ヘッドホン同様、ニュートラルな音質かつ音の情報量も程々なので、眠りに入るのを阻害する事もありません。

+ボタンで音量増、-ボタンで音量減、真ん中の窪んだ所で音楽の再生・停止が可能。EarPodsだけの特別な仕様というわけではなく、他のイヤホンにも大体搭載されているミニコンだが、コレが地味に捗るのだ。

しかもミニコンも付いていて、音楽の再生・停止・音量調整もできるため、基本操作がイヤホン側で完結出来るのも地味に捗ります。

調べて見ると色んなメーカーから有線・ワイヤレス問わず「寝ホン」専用イヤホンが販売されているようです。

でも筆者としては、わざわざ専用イヤホンを購入せずとも(特にiPhoneユーザーは)コイツで十分なのではないかと思ってます。


ᖰᖳ 意外とイイ音質

普段はALTNAのケーブルリールに収納している。そうしないとあっという間にケーブルが痛むため。

3千円以下で買えるイヤホンだから、悪く言えば音質はたかが知れています。

EarPodsは取り立てて特徴のある音ではないですし、音の情報量も決して多くはありません。

ですが、筆者なりに高級イヤホンやワイヤレスヘッドホンを色々と購入し、聴き比べてみて分かった事があります。

確かに、筆者の所持しているIE300やMOMENTUM 4、MOMENTUM True Wireless 3は全音域に渡って表現力が素晴らしく、惚れ惚れするサウンドを奏でてくれます。

ただ、その素晴らしい表現力ゆえに「情報量が多すぎて、今行っている作業に没頭出来ない」状態に陥ってしまうんですね。

良くも悪くも音楽の世界の方に没頭せざるを得なくなるのです。

その点EarPodsが良いのは、先述の通り「取り立てて特徴のある音ではなく、情報量も決して多くはない」サウンド。

これが「何か作業をしながら音楽を聴く」シチュエーションに絶妙にマッチするのです。

色々なイヤホン・ヘッドホンを聴き比べた上で、一周まわって「これで(も)いいんだよ」と感じさせてくれるサウンド。

大袈裟な例えかもしれませんけど、まるで久しぶりに実家に帰った時のような安心感。

そういう意味で、EarPodsは「意外とイイ音質」だと筆者は思うのです。


ᖰᖳ 敢えてポタアン経由で聴いてみる

通常、EarPodsは直挿しかLightning - 3.5mm変換ケーブルを通して使用される事がほとんどで、わざわざポタアン経由で使用する人はいないと思われます。

そんなEarPodsを敢えてポタアン経由で聴いてみました。パワーアップした音を奏でてくれるのか?それとも大して変わらないのか?

使用したモノは以前にもご紹介した、Khadas Tea。低音~高音域をバランス良く肉付けするクセのない味付けのポタアンです。

視聴した楽曲は、アニメ「チェンソーマン」第一話のEDテーマ。

⏬視聴した楽曲はこちら

直挿しだとスカスカした感じになってしまい、あまり原曲の濃密な音作りを感じづらい楽曲なのですが、ポタアンに繋げて聴いたらどうなるのでしょうか?

おお!のっけから明らかに違う!特に出だしのチェーンソーの起動音の迫力が大幅にアップしています!

それだけでなく各音域の厚みも増し、埋もれていた音もしっかりと表現され、EarPodsのポテンシャルの凄さを大いに体感する事が出来ました!

3千円以下のイヤホンがここまでやるとは…😳。驚きです😳。

「…ホントにそこまで違うの🤔?大袈裟に言ってない🤔?」

と思われるかもしれませんけど、かなり違います。EarPodsはかなり出来る子です!

さすがに細部の音の粒立ちの良さなどはIE300レベルとまでは言いません。

しかし、ヘタにグレードの高い有線イヤホンを購入するくらいなら、EarPodsをポタアンに繋げて聴いた方が音楽を楽しめるのではないか?と思わせてくれる素晴らしいサウンドでした。

筆者が使用したKhadas Teaだけじゃなく、他のポタアンやポータブルDACに繋いでも、EarPodsならきっと素晴らしいサウンドを奏でてくれるはずです。


ᖰᖳ あとがき

如何でしたでしょうか?

今回はEarPodsのレビュー(?)でした。

ポタアン、若しくはポータブルDACをお持ちの方、EarPodsをお持ちでしたら是非引っ張り出してきて音楽を聴いてみて下さい。中々侮れませんよ?

また、EarPodsはあるけど、ポタアンやポータブルDACは持ってないという方は、この機会に是非ご購入を検討してみては如何でしょうか?

筆者が所持しているKhadas Teaは3万円弱と価格が無駄に高いですけど、1万円台でも良質なポータブルDACは色々とあります。

EarPodsの新たな世界が見えて来るかもしれませんよ?

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう☺️。


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