【本体編】究極のiPhone用ワイヤレスシャッター、Fjorden Gripのポテンシャルに迫る その1
その2(周辺アクセサリー編)はこちら
📸まえがき
皆様はスマホで写真を撮る際に、どんな持ち方をされますか?
縦持ちだとギリギリ片手で撮影出来ますが、横持ちだとキツいのではないかと思われます。最近のスマホは大型化に伴い重量も嵩んでおりますしね…。
そんな撮影作業を補助してくれるのが、スマホ用のワイヤレスシャッター。仕組みとしてはシャッターボタンをスマホ本体のボリュームボタンと連動させる事により、ディスプレイに触れずとも撮影出来るというもの。
現在、様々なメーカーからリリースされており、いずれも片手持ちやセルフィー撮影が捗る優れたモノとなっております。
筆者も今まで様々なワイヤレスシャッターを散財してきましたが、その中でも凄まじく多機能なワイヤレスシャッターを発見したのは今年のはじめの事。
高額だったので躊躇しましたが、いても立ってもいられず今年の5月に注文。
9月あたまにようやく到着したこちらの製品が今回ご紹介するガジェット、|Fjorden Grip《フィヨルデン グリップ》(以下本機)となります。
一体、何が凄まじいのでしょうか?今回はその1、本体編をお送りいたします!
それでは早速‼️
📸本機の特徴
📸本機が生まれた経緯
2021年、ノルウェーのオスロで立ち上がったFjorden。
創立者のDr.ビクター・ヘニングのインスピレーションと強いモチベーションにより生まれたFjorden Gripは、50万ドル以上もの資金調達を達成し大成功を収めます。
Fjorden Grip以前にもカメラのマニュアル調整が出来るワイヤレスシャッターは存在したものの、現在のiOS17には非対応😥。
実質、世界で唯一、iPhoneでフルマニュアル撮影が可能なワイヤレスシャッターが本機なのです。
📸特徴!😳超多機能!本機のココが凄い‼️
📸本機の同梱物、外観
📸本機の使い方
📸対応アプリのご紹介
本機は非対応アプリでもシャッターボタンだけは使用出来ますが、対応アプリでないと性能をフルに発揮する事が出来ません。
そこで登場するのが、上記リンクのFjorden Camera。本機の性能を発揮できるだけじゃなく、ファームウェアアップデートもこちらのアプリで行います。
完全無料、かつ広告なしなので安心してご利用ください☺️。
他にもObscura-Pro Camera(Appストアリンク)や筆者愛用のProCamera(Appストアリンク)が対応しております。
それらの方が使える機能が多いのですが、高額な有料アプリとなっておりますのでFjorden Cameraのインストールをおすすめいたします。
📸使い方~ペアリング~
使い方はとても簡単。Fjorden Cameraを立ち上げ、画面右下にある本機のアイコン(下の写真の黄色丸)をタップします。
そして、本機のメインシャッターボタンを押してペアリングします。この際、設定アプリ⚙️のBluetooth欄でペアリングしてもOKです。
すると…。
コレで本機の使用が可能となります。なお、筆者は既に本機のファームウェアをアップデート済ですが、アップデートされていないと使用する事出来ないので注意です。
📸使い方~操作方法~
写真を撮影する際は勿論メインシャッターボタンを用います。半押しでフォーカスロック、全押しで撮影となります。
また、メインシャッターボタン隣のダイヤルは、押し込みでフォーカス・フィルム・ISO・SS・EV(露出)各モードの切り替えが可能。ダイヤルを回せば各数値をマニュアル調整出来ます(上の写真オレンジ矢印)。
ズームレバーはゆっくり倒すと1.1~1.9倍とゆっくりズームし、素早く倒すと超広角・広角・望遠(Proの場合)に切り替えられます(赤矢印)。
マルチファンクションボタンはFjorden Cameraアプリの設定画面で機能の割り振りが可能となっており、よく使う機能を割り当てると撮影がとても捗ります(青矢印)。
📸使用感(ボタンの押し心地、握りやすさ)
ワイヤレスシャッターで一番気になる点が、シャッターボタンの押し心地。
これに関してはデジカメのようなしっとりした感じというよりかは、昔のガラケーのボタンに近い押し心地です。
プチプチっとした感じで、確実に押した感触はあるのですが、もうちょっと高級感が欲しかったと言ったところ。
(本機の一番安価なバンドルで2万超えますからね…質感はもうちょっとかな、と)
コントロールダイヤルはカチカチとしていて勝手に回らないようになっているので、決めた各数値がふいに狂ったりせず、とてもいい感じです。
また握りやすさに関しては、握りにくい事は無いもののホールド感は弱いですね。脱落させないためにもストラップは必須と言えるでしょう(丁度ストラップホールがあるので有効活用しましょう)。
まあ、「ポケットの中のカメラを世界最高のカメラにする」という製品コンセプトですので、これに関しては致し方ないかと。
(普通のデジカメのようなグリップ形状にしてしまったらポケットに収まりませんからね😅)
📸まとめ
おすすめか否か?で言うと、否ですね。
個人的には死ぬほど大好きなガジェットなので使っていこうとは思うものの、やはり技適非対応なので強くおすすめする事はできません😅。
技適非対応である点を理解した上で自己責任で使用するなら…、と言った所。
また、価格も非常に高価となっておりますので、機能に魅力を感じないならばスルーで全然OKです。ワイヤレスシャッターとか安ければ1,000~2,000円で買えますからね😅。
📸あとがき
如何でしたでしょうか?
さすがに技適非対応のため、本機を買おうと思われる方はほとんど居ないかもしれませんが、本記事が参考になりましたら幸いでございます🙇♂️。
それを分かった上で購入しましたが、紹介したくてたまらなくなって本記事の執筆に至りました😅。
(先週投稿した外部レンズの記事といい、誰得な記事連発気味ですね😂)
次回はその2と題しまして、周辺アクセサリー編をお送り致します!お楽しみに!
それでは、今日はこの辺で🤗。
また会いましょう☺️。
その2(周辺アクセサリー編)はこちら
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