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マックス・フェルスタッペンが初ワールドチャンピオンを獲得したマシン!レッドブルRB16B

どうも。暇人33号です。

いよいよ明日の2/9に、レッドブルの2022年のニューマシンが発表されますね。

まあ、発表されるとは言え、おそらくCGモデルだとか、昨年発表された2022年レギュレーションのマシンにレッドブルのカラーリングがあしらわれただけだとは思いますけど。

本物が拝めるのは、開幕前のテスト走行でしょうね。

…そういえばF1ファンの皆さんは、2022年の新レギュレーションマシンをどう思いますか?筆者はリアウイングが猛烈にかっこ悪いと思ってます。他は慣れてもあそこだけは慣れないような気がします。座りづらそうなベンチっぽい外観…。

変わり者と思われるかもしれませんけど、筆者は2021年までの空力パーツゴテゴテマシンが大好きなのです。特にバージボードからサイドポッド、フロアにかけたゴテゴテ感がね…思わず興奮してしまいます。


さて今回は、そんな筆者が大好きだった旧レギュレーションの最終年のマシン、レッドブルRB16Bのお話をしようと思います。

ちなみにサムネイルのマシンは特別カラーで、日本GPでお披露目の予定が、中止になってしまったのでトルコGPで披露されたものです。

あ、でも筆者はF1は大好きですけど、マニアという程じゃないです。読んでいて「そんな事、もう知ってるよ!」と思われる方も少なくないかもしれません。思わない人は優しい人だと思います🥺

それでも宜しければ、ご覧下さい。

レッドブルRB16Bとは

を語る前に、そもそも2021年はF1界にとってどんな年だったのかをお話しようと思います。どうかお付き合い下さいませ🙇‍♀️。

2021年、F1界にとってどんな年だったか

2020年は、ヘルムート・マルコ御大の尽力により開催にこぎつけた。マルコ御大がいなければ、どうなっていたことか…

2020年初頭から(現在にかけて)猛威を振るった、新型コロナウイルスの影響はF1界にも押し寄せてきました。そしてF1界においても何かしらの対応をしなければならなくなりました。

2021年から行われた数ある対応の内の一つが、コストキャップ(予算制限)です。このコストキャップも、よくよく内容を見ればザルのような制限なのですがね。これにより予算が潤沢にある上位チームとそうでない中団~下位チームの財政的格差の縮小が狙いでした。

これは2020年以前は、上位チームが反対していましたが、時勢が時勢なので受け入れざるを得ないものでした。

その他にも、基本的には2020年のシャシー(車体)が持ち越されたり、ダウンフォースの低減を目的としたルール変更が行われたのが2021年でした。

RB16Bとは

リアウイングの「HONDA」ロゴが印象的なRB16B。

先述の通り、基本的には前年のシャシーを持ち越す形になっているので、丸々新しくする事ができません。しかし、2トークン制、すごく簡単に言うとごく一部の開発は許可されていました。

レッドブルの2020年マシンRB16は、開幕前テストからリアがナーバスなのではないかという憶測が流れていましたが、開幕後にそれが顕在化する形となりました。アップデートを重ねる毎に改善を果たしましたが、抜本的な改善には至っていなかったのではと思います。

そこでレッドブルは、2トークンをリアサスペンションとギアボックスの開発に使用する事にしました。おそらく、欠点がそこにあると分析したのでしょう。

そうして生まれたのが、RB16Bです。

RB16B、2021年の活躍

抜本的な改善を果たしたRB16Bは、開幕前から高いパフォーマンスを示し、開幕前テストのタイムを見た筆者は、「今年こそレッドブルのタイトル獲得があるかもしれない!」と興奮しました。

しかし、開幕前までそうやって浮かれていても、蓋を開けてみたら結局はメルセデスの無慈悲なワンサイドゲームが行われていたのが2020年までのF1です。…すぐに冷静になりました。「結局の所、始まってみなきゃわからない。どうなるか見てみよう

しかし、2021年は違いました!開幕戦のバーレーンGPでは、フェルスタッペンがポールポジションを飾り、決勝でこそ2位になってしまいますが、次戦のエミリア・ロマーニャGPでは優勝します。

走行中にリアタイヤがパンクしてしまったアゼルバイジャンGPや、ハミルトンに接触されリタイヤしたイギリスGP(無事で本当に良かった…)。オープニングラップのインシデントの影響により9位に沈んだハンガリーGP、ハミルトンとの同士討ちを喫したイタリアGP以外は、全て表彰台に登壇する程の安定感と戦闘力のあるマシンでした。

最終的にフェルスタッペンは10勝、チームメイトのセルジオ・ペレスは1勝を飾り、フェルスタッペンの初の、レッドブルとしては2013年のセバスチャン・ベッテル以来のワールドチャンピオン獲得に大いに貢献しました。

また、HONDAのPUも抜群の信頼性を見せ、ロシアGPで追加のPUを投入した以外では、特に目立ってPUによって気を逃すレースはありませんでした。

そのPUの追加投入にしても、イギリスGPでのクラッシュの影響によるもので、不可抗力なので実質ノートラブルで2021年を乗り切りました。昔の事を考えると隔世の感がありますねえ。

感想

スリムノーズ、エンジニアの知恵がふんだんに盛り込まれた空力付加物ゴテゴテ極限ボディ、徹底的に絞り込まれたコークボトルライン、リアウイングにデカデカと表示されたHONDAロゴ、レッドブルの最高にイカしたマットなマシンカラーリング…。筆者が大好きな要素が盛りだくさん。

しかも、フェルスタッペンが初のワールドチャンピオンを獲得したマシンとなれば、好きにはなっても嫌いになる理由がありません。

終生忘れる事はないでしょう!

最後に

如何でしたでしょうか?

以前の投稿でもお話しましたけど、未だに2021年の最終戦の事を思い出しては胸が高まって来ます。今回のお話は、思わずこれは書かずにはいられないと、衝動的に書きました。楽しんでいただけたのなら、幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊。

それでは、今日はこの辺で。

また会いましょう。

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